自閉スペクトラム症(ADHDあり)の息子との日々を記録します

息子は現在6歳、小一。ゆっくりではありますが、息子なりの成長を見せてくれます。大変な事も多いですが、楽しい事も沢山あり、毎日それなりに幸せに暮らしています

検討していた児童発達支援事業所が「指定取消処分」に

来年から行かせようかと検討していた、児童発達支援事業所が、ある不正をしていて、「指定取消処分」になったそうです。ニュースで見て知りました。

 

今年の夏ごろから、息子が来年から行ける児童発達支援事業所を探しはじめ、沢山の所に見学に行きました。

 

その中で、

「良さそうだけど10人ほどの集団のA事業所」

「一般的な保育の延長のような気がするけど、手厚そうな5人ほどのB事業所」

のふたつに絞り込みました。

 

A事業所は、発達障害児に詳しく、療育に熱心な先生がいらっしゃり、しっかりとした理念がありそうでしたが、見学させてもらったところ、先生も5~6人いらっしゃるものの、児童が10人と人数が多い気がしました。

 

B事業所は、問題行動に対しての対応などが、発達障害児向けというよりは普通の保育の延長のような印象を受けました。ですが5人の児童に対し、4~5人の先生がいらっしゃり、手厚い対応をしてもらえそう。例えば、集団から逸脱した児童には、付きっきりで集団に戻す働きかけをしてもらえるように思いました。

 

A事業所もとても魅力的だったのですが、集団療育に通わせる一番の目的は、やはり集団行動ができるようになること。

 

息子の問題行動などに対しては、毎週来てきただいてるABAセラピストさん(臨床心理士・児童相談員)に相談させてもらえる環境にあることから、来年一年はB事業所に通わせることに一旦は決めていたのでした。

 

そして受給者証の発行をするまで、少し時間があり、一旦、このことは頭から離れていたのですが、いざ受給者証の発行をするときに、やはりB事業所に対して、色々気になることが出てきて、A事業所のほうが良いような気がしてきたのです。

 

発達支援センターの作業療法士の先生に「B事業所」の事を聞いてみたら、「どこそれ?ああ、なんか聞いた事あるわ」というような反応だったことも気になりました。

 

一旦お断りしたA事業所に、改めて来年度から行かせてもらいたい旨をお願いしました。

一旦お断りをしているので、最初は良い顔はされませんでしたが、なぜ一旦断り、また申しませてもらいたくなったかなどを説明すると、気持ちを分かってくださいました。

 

とはいえ、週4日の通所を希望していましたが、空き状況からそれは難しく、週2回のみの通所という事になりました。

 

週2回では少ないような気がするので、A事業所とB事業所のふたつを同時に通わせる選択肢もあるのかもと考えていた矢先、ニュースでB事業所が「指定取消処分」なった事を知りました。つまり、事業所クローズです。現在そこに通っている児童も他の所を探さなくてはなりません。

 

正直、B事業所で気になることは何点かありました。

B事業所は今児童がいっぱいなので、近々、新たな事業所を作ると言っていましたが、私はこれが何となく商業的だなと感じたのです。

もちろん商業的でも中身が良ければ何の問題もありません。

 

A事業所に考え直していて本当に良かったです。

もし、今回停止処分を受けたB事業所に行かせることに決めたままだったら、今頃大慌て、今から申し込んでも、来年度から行ける所はきっとないでしょう。

今回は運よく難を避けれて良かったです。

 

 

発達障害ビジネスという言葉をよく聞きます。

お金になると思えば、何でも手だししてくる悪徳業者、藁をも掴みたい親の気持ちを逆手取った代替療法

親がしっかりとした知識を持ち、良いもの悪いものを見極める目を養い、信頼して相談できる人と繋がっている事が大切だと感じました。

 

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