自閉スペクトラム症(ADHDあり)の息子との日々を記録します

息子は現在6歳、小一。ゆっくりではありますが、息子なりの成長を見せてくれます。大変な事も多いですが、楽しい事も沢山あり、毎日それなりに幸せに暮らしています

息子は「体が勝手に動いてしまう」らしい

先日は発達支援センターでのOT(作業療育)の日でした。

 

机の上には、シールやクレヨン、手作りおもちゃなど指先を使う道具を多数用意してくださっていたのですが、息子は言われた課題をしようとせず、あれもこれも目につき、明らかに注意散漫している様子でした。

 

先生が「体が勝手にうごいてしまうんだよね~」と息子に話しかけていらっしゃる様子を見て、「息子は多動や注意欠陥もあるんですか?」と聞いてみた所、はっきり「あると思う」との事でした。

 

でも、驚きはなく、やっぱりなという感じでした。

 

当初、息子は自閉症スペクトラム障害ASD)ではないかと思っていましたが、以下の理由でこの頃は、注意欠陥・多動性障害(ADHD)若しくは注意欠陥障害(ADD) も併発しているのではないかと、何となく思っていたので。

 

例えば、自宅でABAホームセラピーを行う際は、息子の目に入りそうなものは、息子が開けられないチャック式のバッグやキャリーバッグなどに入れて、使用する物のみを出すようにしていました。

少しでも息子の目に入ると、そっちが気になってしまい、すべき課題ができなくなってしまうのです。

 

それ以外にも、興味のあるものが目に入った時や、スーパーや図書館など広い所では、走ってどこかに行ってしまおうとすることが過去にも何度かありました。

 

 

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上記の図はよく見かける図ですが、上記の図のように、複数のタイプの発達障害を抱えていることもあるそうです。

 

以前は自閉症ADHDを同時に診断出来なかったそうですが、最近の診断基準では両方の障害を併存診断出来るようになったそうなので、息子は自閉症スペクトラムADHDが重なったところにいるのかもしれません。

 

ただ、幼児期の自閉症の特徴そのものに、不注意(注意の転導)と多動性もあるらしいので、多動や不注意があるからと言って、ADHD若しくはADDを併発しているとも限らないそうです。

 

この辺は、また医師の診断に任せようと思います。

 

1年以上前になりますが、1歳半検診の少し前、言葉が全く出ていなかったことから、保育士さんに息子の発達について相談したことがあります。

 

その時、「本来じっとしているべきときに、じっとしていない事が多い」と指摘を受けたことがありました。

でも、まだ入園して間もないころだったので「慣れない環境だから、じっとできないのかもしれない」とフォローも入れてくれましたが、さすが、たくさんの子供さんを見ていらっしゃるだけあって、入園間もない園児についても違和感にはすぐに気が付かれるんですね。

私は、フォローの言葉のほうを真に受けて、「慣れない環境だから、じっとしていられないだけ。慣れたらじっとしていられる」と楽観視していましたが、保育士さんはかなり早い段階で、息子の発達について違和感を感じられていたようです。

 

ただ、本当の多動の子って右見て左見たら、もうその場にいなかったとか、公園などでは制御不可能なほど動き回ると聞いていたので、息子はそこまでではなく、多動より、注意欠陥のほうが強いように思います。

 

 

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