自閉スペクトラム症(ADHDあり)の息子との日々を記録します

息子は現在6歳、小一。ゆっくりではありますが、息子なりの成長を見せてくれます。大変な事も多いですが、楽しい事も沢山あり、毎日それなりに幸せに暮らしています

PRTの重要性、息子にいきなり「もっとちょうだい」と言われ驚く

ABAと言えば、DTT(机上のABA)が主流で、こちらはブログなどでもよくお見掛けしますし、本なども沢山出ています。

PRT(遊びの中でするABA)って、DTTに比べたら情報が少なく、具体的なやりかたが説明されている本もとても少ないように思います。

 

我が家がお願いしているセラピストさんはDTT若しくはPRTどちらがご専門ということはなく、希望すればどちらもやってくださいます。

 

普段はだいたい、1回2時間弱のセラピーの内、DTTを1時間半くらい、最後の15分~30分くらいをPRTに充ててくださるパターンが多いです。

 

先日はペアレントレーニング2時間枠の内、40分ほど余ったので、その時間をPRTに充てていただきました。

 

先日のPRTについてはこちらの記事をご覧ください

 

takaramono.hatenablog.jp

 今朝、私が味付けのりを食べていると、息子が欲しいそうにしているので「食べる?」と聞いてみた所、「うん」と言うので、小さく切った味付け海苔を与えました。

 

離乳食後半くらいの時に、ごはんを味付け海苔で巻いた小さなおにぎりを食べさせたことはあるのですが、偏食気味の息子が、普段あまり食べないものを自ら欲しがるというのがとても珍しく、ちょっとびっくりしてしまいました。

 

その味付け海苔をぺろりと食べ、

息子の口から出た言葉が「もっとちょうだい」だったのです。

 

日常生活で「もっとちょうだい」が出たのは初めてです。

 

DTTでも好子のお菓子を与え、それがなくなったら「もっとちょうだい」と言わせたことは何度もあったのですが、これが般化することはありませんでした。

 

先日のPRTでは粘土をあえて少しだけ渡して、「もっとちょうだい」と言わせることを何度もした結果、般化が促されたようです。

 

嬉しくって、海苔を小さく切って与え、何度も「もっとちょうだい」と言わせました。

 

PRTってなんだか遊びのような気がして、(遊びの中で行うので当然ですが)DTTのほうに重きを置きがちですが、なるほど、PRTってすごい!

 

PRTって確かに、DTTほどサクサクいかない。

でも般化という観点では素晴らしい!と思いました。

 

両方をバランス良く組み込むことで、それぞれのデメリットを補い合うことができると最高ですね。

 

今まで我が家ではコスト面・スケジュール面などの都合で、セラピストさんに来ていただくのは週に1回だけでしたが、来月から週に2回に増やしていただきました。

 

いつもセラピストさんに来ていただく日は、バタバタ~っと時間が過ぎてしまい、結構慌ただしかったのですが、今後は、PRTの時間も、もっと多く取って頂き、よりしっかりと見ていただけそうです。

 

 

 

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