自閉スペクトラム症(ADHDあり)の息子との日々を記録します

息子は現在6歳、小一。ゆっくりではありますが、息子なりの成長を見せてくれます。大変な事も多いですが、楽しい事も沢山あり、毎日それなりに幸せに暮らしています

粘土を使ったPRT(遊びスタイルのABA)

お願いしているABAセラピーでは、DTT(お勉強スタイルのABA)の他に、PRT(遊びスタイルのABA)も時々していただいています。

昨日も粘土を使用したPRTをしていただいたので、記事にしておきたいと思います。

 

PRT(遊びスタイルのABA)のメリット

*あらゆる機会で学習することが出来る

*日常生活での般化がすすむ

*同時に様々なスキルを盛り込むことが出来る

*セラピーが楽しい

*関わる大人の幸福度が高い。

 

などがあるそうです。

 

そして、PRTで使うおもちゃはパーツが多い物が向いているらしく、今回お願いした粘土もパーツが多く、PRTに適しているそうです。

 

粘土を使ったPRTの一例

 

*粘土を入れている蓋を開けるときに「開けて」と言わせる

*粘土を入れている蓋を開けるときに「目合わせ」の練習

*粘土を少しずつ渡し、「もっと」「もっとちょうだい」と言わせる

*粘土を使って色・形・数を教える。

*作ったものを食べる真似をして模倣をさせる

*赤ちょうだいと言った子供に違う色を渡し「違う」と言わせる

*「いちにの」と親がいい、子供に「さん」と言わせてから箱を開けたり、

「はひふへ」と親がいい、こどもに「ほー」など掛け声などの練習

 

など、その他にも子供の状態に合わせて様々なスキルを学習させることができそうです。

 

その他にも日常生活の中でのPRTの一例として

 

*予め靴を片方どこかに隠しておいて、「どこ?」と言わせ「下駄箱の上」など場所を教える

*おやつの時にスプーンを出さず、「ない」と言わせる。

*ジュースちょうだいと言った子供に、違うものを渡して「違う」と言わせる。

*子供の服を〇〇ちゃんの「服何色?」ママの服「何色?」など

 

入浴中などもPRTの場として

 

我が家ではお風呂に魚やイカカニなど海の生き物のおもちゃがあるのですが、それを使用してPRTをするようにしています。

 

魚さんにシャワーをジャーして、次はイカさんにジャーしてとか、カニは何色?カニさん何個ある?

イカさんお風呂にポチャンしてなどの音声指示など。

 

その他にも、お腹ゴシゴシして、おててゴシゴシしてとか、ここはお尻、ここは膝、ここは肘など体のパーツなども教えたりも。

 

その他にもまだまだアイデアはありそうです。

DTTは息子のストレスにならないか心配になるときがありますが、PRTだとそんな心配は無用、息子もとても楽しそうです。

 

 

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