自閉スペクトラム症(ADHDあり)の息子との日々を記録します

息子は現在6歳、小一。ゆっくりではありますが、息子なりの成長を見せてくれます。大変な事も多いですが、楽しい事も沢山あり、毎日それなりに幸せに暮らしています

息子は思った以上に色々理解している

先週から ABAホームセラピーが週1回から週2回になり、安心感と充実感が増しました。

苦手だった動作模倣や音声指示も得意になり、新しい事を次々に覚えていっています。

 

この頃は人の動作や表情や読み取る練習を始めましたが、どこで覚えたのか、笑ってる・怒ってる・泣いてる・食べてる・飲んでる・ネンネしてるなど、簡単な物は既に理解していました。

 

■「ここ、どこ?」

家の中の部屋の名前は、写真カードで「リビング」「寝室」「トイレ」「お風呂」など覚えさせたので、大体言えるようになりました。

今後のレストラン・本屋・公園など外も覚えさせたいです。

 

リビングは何するところ→テレビ

寝室は何をするところ?→ネンネ

トイレは何をするところ→おしっこ

 

なども、いつの間にか自然に習得していたようです。

 

今後の課題としては「テレビ」→「テレビ見るところ」

「ネンネ」→「ネンネするところ」など最後までしっかりと答えられるように練習中です。

 

■これ誰の?

明らかに誰の物かわかる物(靴やカバンなど)を使って、「これ誰の?」と聞くと、〇〇ちゃん(自分)の靴、ママの靴、なども知らない間に言えるようになっていました。

これはDTTの時に動物の体のパーツをぞうさんの目、ぞうさんの鼻、ぞうさんの体というような練習をしていたので、そこから学んだのかもしれません。

 

■逆方向で質問する

今までは、象さんは何て鳴く?→パオーン。

今練習しているのはパオーンて鳴く動物は誰?→「ぞうさん」など

なぞなぞ形式、逆方向の質問です。

その他には、首の長い動物だれ?「きりん」など。

 

これらはDTT(机スタイルのABA)ではなく、お散歩中や入浴中にクイズ形式でやっています。

 

息子は動物などの生物系が好きなので、生物に関する質問なら大体答えられますが、乗り物についてなどは苦手なので、答えられない場合も多いです。

例えば、ピーポーピーポーは何の音?救急車など。

 

■その他

~って何の仲間?

~ってどんな形?

~ってどんな鳴き声?

~ってどこを走る?(車・電車など)

~ってどこを泳ぐ?(魚など)

 

などの質問の質問も聞き分けて、適切に答える練習をしています。

 

私が思う以上に理解している物が多く、こちらがビックリすることも。

理解していない物も少し教えると割とすぐに覚えました。

 

今日のセラピーでは、「ここ」の練習をしました。

セラピストさんアンパンマンどこに書く?息子→ここ

セラピストさんぞうさんのおめめどこに書く?息子→ここ

 

その他には猫が寝ている絵を見せて

セラピストさん→何してる?息子→「ねんね」

セラピストさん誰が?息子→「ねこが」など。

プロンプト付きで練習中です。


ABAを始めてまだ4か月ほどですが、この4か月で、本当に沢山の事を覚えました。

 

私が行うセラピーも初期は要領が掴めず、息子の離席が目立ち、本当に困りましたが、この頃は私も多少は慣れたせいか、さほど離席することもなく、何とかやっていけるようになりました。

初期は40分×2回の一日80分でしたが、この頃は50分~60分×2回の100~120分のセラピーを行っています。

 

 

 

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