自閉スペクトラム症(ADHDあり)の息子との日々を記録します

息子は現在6歳、小一。ゆっくりではありますが、息子なりの成長を見せてくれます。大変な事も多いですが、楽しい事も沢山あり、毎日それなりに幸せに暮らしています

成長のまとめ(4歳8か月)

新たな栄養療法を取り入れて、数日が経ちました。

 

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見ていただいたクリニックでは息子には出されなかったサプリでも、藤川先生がADHDに強くおススメされているナイアシンを追加購入したり、

 

飲みにくいサプリをどう工夫して飲ませるかなど、試行錯誤しましたが、ほぼ、やりかたが定まってきました。

 

さすがにまだ効果は実感できませんが、あとあと、成長がよくわかるように、現在のようすをまとめておきたいと思います。

 

【言葉】

確実に語彙が増えてきました。

1~2年前は一生懸命覚えさせた言葉「貸して」も上手に、そして自然にいえています。

今日は誰とネンネする?と聞くと、「パパとママと息子くんの三人でネンネする。」などの以前に比べると、長い言葉が話せるようになってきています。

「~を英語で言って」「スマホで調べて」「廊下の電気も消して」なども。これは定型文で覚えている感じかな。

 

しかし、言葉のいい間違いがとても多い。

「ここ」を「そこ」、「だっこして」を「だっこする」、「えほんを読んで」を「絵本を読む」「~しないで」を「~しない」悲しい時に悲しいと言えず「〇ちゃん、泣く」など、その都度正しく言い直させていますが、なかなか定着しません。

これは息子にとって、かなり長く続くであろう課題だと思います。

 

「今日はどこに行っていたの?」→「保育園いった」や「昨日は誰とレストランに行ったの?」「パパといった」など、こちらの質問にも適切に答えられる事も多くなりました。

間違えたり、わからないという事もまだまだありますが。

 

わざと違う事をいってふざけることがよくあります。

豚はひひーんと泣く、とか、髪の毛は赤など。

これには、反応せず(つまり無視して)消去し、正しく言っている時にオーバーに褒めるようにしていますが、現在の所、治りそうにありません。

 

【身辺自立】

靴も靴下も服も(ボタン付き以外)はひとりで履けるのですが、何せ、注意が反れてしまっていることが多いため、スムーズに服の着脱などを行えないことが多いです。

5秒以内に履くというル―ルにしてカウントダウンすると、カウントダウンされるのがイヤなのか、54321する?今自分で履く?と言うと、さっさと自分で着替えています。これがないと、他の事に気を取られて着替えることは出来ません。

 

トイレ自体は頻尿のコントロールは出来ているようですが…。

遊んでいない時=お風呂に入る前にトイレの前を通る、朝起きたときなどは「おしっこしたい」と言えるのですが、

遊んでいる時に「おしっこいきたい」と言えない。

放っておくと3時間でも4時間でもトイレに行かないので、さすがに体に悪いだろうと思い、トイレに連れて行くという感じです。

 

あと、自分が嫌な事を強いられている時、逃避目的で「おしっこ出る、ウンチ出る」と言い、その場から逃れようとします。無視すると本当にお漏らししてしまう事もあり、困っています。(が、慣れました)

 

【運動面】

素晴らしい成長を見せてくれています。

自粛期間中にばあちゃんが、鴨居につける家庭用ブランコを買ってくれたおかげで、恐る恐るしか乗れなかったブランコも、今は上手に乗れるようになりました。

 

そして、スイミングですが、一時は全く上達せず、辞めようかとも思いましたが、最近はとても上手になりました。

アームリングは付けていますが、1人で浮いて、足をバタバタさせて、水面を動いています。

スイミングでは滑り台が嫌いで、自分の順番が来ても、プールの隅でモジモジしていたのが、水に慣れたのか、今では自発的に自分から進んで滑れるようにもなりました。

まだ、一番下の級ですが、あともう少しで、進級できそうです。

 

何より息子自身がスイミングが楽しいよう。

以前は「スイミング嫌い」と言っていましたが、今ではスイミングの帰りには「スイミング楽しかった」と言ってきます。

 

 

【問題行動について】

息子は他害がありましたが、現在はほぼなくなりました。

根気よく、根気よく、本当に根気よく、叩かれるたびに、タイムアウトを繰り返しました。

タイムアウトをすると、上でも書いた逃避目的で「おしっこでる」と言い、本当にお漏らしをしてしまいます。

それでも、叩かれる度にタイムアウトしてきました。

息子と私の根比べです、「叩いたらタイムアウト

その結果、現在では親を叩いてくることは、ほぼありませんし、家庭外でも叩く事はないようです。

 


 

 

上記の本で奥田先生は他害は4歳までには治しておかないといけないとおっしゃっています。

4歳以降は身体も大きくなり、力も強くなるので、4歳以上になっても他害があると本人も周囲も本当に大変になるそうです。

 

「障がいが重くても他害のない子は嫌われない、

障がいが軽くても他害のある子は嫌われる。」

 

これは私と息子がお世話になっている心理士さん(ABAセラピスト)がおっしゃった言葉ですが、その通りです。

 

早めに対処して本当に良かったです。

 

【現在の困りごと】

とにかく注意が反れまくって集中できないのです。

机上でのABAの時間も、プリントなどに書いてあるイラストが気になったり、他のページが気になったり…。

セラピストさんは上手にされていますが、私がABAをするときはとても大変です。

どう工夫して息子が集中して課題に取り組めるか。

好子の工夫、課題の出し方、教え方、すべてに工夫が必要です。

 

【現在の勉強内容】

カードで、場所と職業のマッチング。(病院のカードと医者のカードなど)

10までの足し算。

ひらがなの読み書き。(読みはほぼできますが、拗音が難しいようです)

時計の読み方。

すごろくなど。

 

【その他】

お絵描きがとても大好きで、そこそこ上手です。

この頃は絵具で絵を書くのが本当に大好きなようで毎晩、リクエストされます。

 

色そのものが大好きで、赤・青などの普通の色では物足りなくなり、色と色を混ぜる事や、日本の伝統色なども覚えるようになりました。

私もいろいろな物を探し、与えました。

大人用の「日本の伝統色の本」とか「日本の伝統色の色鉛筆」など。

この辺は、こだわりにもつながる部分でもあるのですが、息子の楽しみのひとつとして、出来ることはしてやりたいと思っています。

 

食事についてはまた後日まとめたいと思います。