タイムアウトをやってみるものの(3歳3か月)
親や保育士さんに対しての他害が多い息子。
多いといっても一日に1~2回程度なのですが、なかなかゼロにならず、悩んでいます。
他害は2~4才までに治しておくと、その後の育ちの支援が容易になります。
4才の頃にまだ他人への攻撃行動が頻発すると周囲も本人も大変で、それを放ったらかして8歳をすぎてなお続くようならば、相当な治療が必要となるほど予後が悪くなります。
(下記、書籍に書いてありました)
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息子も4歳まであと1年もないので、何とか他害行為を止めさせたくて、我が家のABAセラピストさんでもある臨床心理士の先生に相談しながら、タイムアウトをやってみることになりました。
※タイムアウトとは
アメリカで長年使われてきたしつけ法。
子どもが問題行動を起こしたときに、子供を特定の場所に一定時間座らせることを言います。
初めて1週間。
正直、効果を殆ど感じません。
もともと、他害といっても、一日に何度も何度も叩いてくるわけではなく、せいぜい1~2回なので、タイムアウトを実行する回数も一日に1~2回程度しかありません。
上記の本には一日に100回くらい叩いてくる子供が、タイムアウトを実行すると、叩いてくる回数が一日に0~1回くらいになったと書いてありました。
100回も叩いてくる子供はタイムアウトの回数も100回あるわけで、「叩いたらタイムアウトされる」という事が理解できるのでしょうが、息子の場合はもともとの叩いてくる回数がさほどでもないので、何をされているのか理解していない様子。
部屋の隅に座らせてみるも、独り言を言ったり、歌ったりして、堪えている様子があまり見られないのです。
困ったなぁ。
これを言ったら息子を叩いてくるという言葉があるので、この言葉を使って息子が叩いてくるように誘導する方法もありますが、逆に叩くことがクセになっても困ります。
(因みに、お名前は?と聞くとかなりの高確率で叩いてきます、この質問が嫌いみたいです)
また、タイムアウトをしてみて思ったのは、小さい子供じゃないと難しだろうなということです。
部屋の隅に置いた椅子に一定時間、息子を座らせるためには、息子を押さえつける必要があります。
まだまだ小さいと思っていた息子だけど、力もどんどん強くなってきており、これ以上体が大きくなってきてからだと押さえつける事自体が困難になるのもよくわかります。
それに、今は叩くと言っても軽い力で済んでいますが、これがもっと体が大きくなってきたら、とても軽い力では済みそうもありません。
タイムアウトは最終手段と思っていたのに、その最終手段を使っても、あまり効果が表れず、少しがっかり。
また心理士の先生(ABAセラピストさん)に相談してみて、記事にしたいと思います。