自閉スペクトラム症(ADHDあり)の息子との日々を記録します

息子は現在6歳、小一。ゆっくりではありますが、息子なりの成長を見せてくれます。大変な事も多いですが、楽しい事も沢山あり、毎日それなりに幸せに暮らしています

「貸して・やめて」が言えるように(3歳3か月)

先日、他害の記事を書きました。

 

takaramono.hatenablog.jp

 

親や保育士さんには、手が出ることが多い息子ですが、友達に対してはあまりないように感じています。

 

以前は息子を支援センターなどに連れて行った時には、親がしっかり張り付いておかないといけないくらい、他の子供を押そうとしたり、物を取り合ったりといった困った行動があったのですが、最近はそんな様子は全く見せなくなりました。

「どうぞして」と促すと、今遊んでいる物も他の子供に手渡すことが出来るようにもなりました。

遊んでいる最中の物の内のひとつを友達が手に取っても、視線はそちらにいっていますが、取り返そうとすることもなくなりました。

 

保育園では、息子が特に気に入っているおもちゃで遊んでいる最中に、横から友達が手を出してくる分には問題ないのですが、友達がそのおもちゃを奪おうとしたときなどは手が出やすいとの報告は聞いているので、やはりまだゼロにはならないようです。

 

息子は一人っ子のため、この辺を練習させる機会がなかなかありません。

そのため、最近は支援センターになるべく多く行くように、適切な言葉を練習させる機会を作るようにしています。

息子が遊んでいるところに他の子供さんが来た時には、息子に「一緒に遊ぼう」と言わせたり、今遊んでいるおもちゃを「どうぞ」と手渡すように促しています。

他の子供さんが遊んでいるおもちゃが気になっているようなら「貸して」と言わせるなども。

 

また、家で息子が何かに集中して遊んでいる時、その中の何か一つをわざと奪い、息子に「貸して」と言わせたり、集中して遊んでいるところに、わざと私が手を出して邪魔をし、息子に「やめて」と言わせる練習をしています。

 

これらの言葉が上手に言えるようになると、友達に対しての問題行動は限りなくゼロに近くなるのではないかと思っています。

 

最近、「あっちにいきたい」「これが見たい」「〇〇食べたい」「もっと飲みたい」「これしたい」「もっとしたい」など様々な要求を、様々な言葉を使って出来るようになってきた息子。

 

ひとつひとつ、その場に適切な言葉を教えていき、友達とも上手く関わっていけるようになってほしいと願っています。

 

 

 

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