自閉スペクトラム症(ADHDあり)の息子との日々を記録します

息子は現在6歳、小一。ゆっくりではありますが、息子なりの成長を見せてくれます。大変な事も多いですが、楽しい事も沢山あり、毎日それなりに幸せに暮らしています

いとこ達と過ごす夏休み①(3歳9か月)

私には遠方に住む妹がいるのですが、その妹が幼稚園児の姪っ子と未就園児の甥っ子の2人を連れ、現在実家に帰省しています。

幼稚園は夏休み中なので、1か月ほど実家に滞在予定らしいです。

 

兄弟がいない息子は、保育園や療育先では子供通しで触れ合う事はあるものの、子供同士の関りの中に親が介入して言葉をプロンプトしたり、ABA的な関りをさせる機会が殆どないため、是非この機会にと、私たちも、先週実家に帰省してきました。

 

実家は車で2時間ほどの距離にある田舎町です。

 

いとこ2人とは、今年のゴールデンウィークにも顔を合わせているので、すっかり慣れた様子で、夏ならではの遊びも沢山経験させることが出来ました。

 

まずキャンプ。

キャンプといっても、寝泊まりはコテージなので本格的なキャンプではありませんが、BBQをしたり、高原でソリ遊びをしたりと、キャンプの雰囲気を楽しむことができました。

鮎すくいにも挑戦しました。

同じ場所でゴールデンウィークにも鮎釣りをしたのですが、子供には釣りは難しかったので、今回は川に入り、網で鮎をすくうという鮎すくいにも挑戦しました。

息子は鮎すくいというより、水遊びが楽しかったようです。

 

 

また別の日は、子供達は甚平、浴衣を着て、夏祭りにも行きました。

私の住む地域でも夏祭りはあるのですが、幼児を連れて行くには躊躇するような大きいお祭りばかりなのですが、田舎のお祭りは幼児でも行ける程よい規模で、それでも沢山並ぶ屋台に提燈、大勢の人が賑わうお祭りの雰囲気は息子は初めての体験でした。

全部外してしまいましたが、輪投げも体験しました。

大好きなポテトとフランクフルトを食べ、近くで上がる打ち上げ花見は、その大きな音にビビっていましたが、窓越しからは少し安心するのか、息子も落ち着いた様子で花火を見ることが出来ました。

 

 

生活の中では、それぞれにお皿やお菓子を配りあったり(前もって自宅で練習済み)、みんなが配り終わるまで食べずに待ったりと、普段できない子供通しの関りを練習させることもできました。

 

また、それぞれのおもちゃの貸し借りをする中で、常に「貸して」「ありがとう」貸してといわれたら「いいよ」という言葉をプロンプトし続けました。

一度だけ自発的に「貸して」と言えたことも嬉しかったな。

 

実家は鳩時計なのですが、毎時ちょうどに可愛い鳩が出てきます。

前回のゴールデンウィークでは、いとこ2人は鳩が出てくるたびに「ぽっぽちゃん、ぽっぽちゃん」とはしゃいでいたのですが、息子はそれに興味を示すことはありませんでした。

でも、今回は息子も、鳩が出てくるたびに「ぽっぽちゃん」「ぽっぽちゃん」と興味を示し、笑っています。

人と楽しさを共有できている訳ではないのでしょうが、皆が笑っている時に同じように笑っている息子を見て嬉しく思いました。

 

息子は療育もあるので、実家からは4泊5日で帰ってきましたが、今週はいとこたちが我が家に遊びに来てくれます。

今週のABAホームセラピーは、セラピストさんに子供達3人が遊ぶところに介入してもらう予定です。

セラピストさんも色々と遊びを計画してくださっているようでとても楽しみです。

 

実は1年以上、我が家に子供を連れてきたことがありません。

その理由は息子の障害に気が付く前ですが、ママ友の子供が家に遊びに来た時、息子は自分のおもちゃを他人に使われるのがイヤだったようで、その子供を突き飛ばしたり、叩いたりしました。

その事があってから、家に子供を連れてくる事は一度も呼ばなかったのですが、あれから1年以上が経ち、息子も少しは成長し、慣れたいとこなら自分のおもちゃを使われても大丈夫かなと思っています。

 

 楽しい夏休みが続きますように。

 

 

 

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ