誰もが息子の成長ぶりを見て驚いた(3歳5か月)
先日の記事にも書きましたが、ゴールデンウィークは親戚(私の妹家族)が実家に集まりました。
温泉旅館への宿泊の他、魚釣り、バーベキュー、高原でのそり遊びやトランポリンなど子供が喜ぶイベントをたくさん計画しました。
※妹は遠方に住んでおり、年に1回くらいしか帰省しないため、親戚が集まる機会はあまりなく今回で2回目です。
今回の親戚の集まりは今年の1月に決まった事だったのですが、集まりが楽しみな反面、実は私には不安な気持ちもありました。
なぜなら、去年の集まりでは、息子が親戚の子供の服を引っ張ったり、小さい子供を押したり、髪を引っ張ったりという他害行為が見られたからです。
【前回の親戚の集まり、息子の様子まとめ】
●おばあちゃんの家に到着したとたん、親戚がいたことにびっくりして大泣きをする。
●1つ年上のいとこがお片づけを手伝ってくれようとしただけなのに、おもちゃを取られると思っていとこの髪を引っ張る。
●使い方を教えようとしてくれているのに、攻撃された?おもちゃを取られたと思って、相手の服を強く引っ張る。
●何もしていない小さい子供を押す。髪を引っ張るなど。
など、攻撃性の強い、悪質な他害行為が多くみられ、親としても本当に辛かったです。
息子の発達障害に気が付いてまだ間もなかったあの時。
辛すぎる現実に泣きながら妹と抱き合いました。
髪はぼさぼさ、化粧もせずに、泣きながら実家から帰ってきました。
あれから約10か月。
\祝/息子は見違えりました\祝/
●まず、実家に帰って親戚たちがいても泣かない、驚かない、落ち着いてる!
●自分が大好きなアンパンマンのゲームも「貸してあげようね」と促すと、「どうぞ」といっていとこに手渡すことが出来る。他人が使っても泣かない、嫌がらない、怒らない!
●自分が遊んでいる最中のおもちゃに手を出されても、ちらっと取られた物に目がいくものの、取り返そうともしない。
●いとこのおもちゃを使おうとして「これはいとこちゃんのおもちゃだから、貸してと言おう」と促すと「貸して」と言い、その他にもプロンプト付きで「どうぞ」「ありがとう」なども言える。
終始こんな感じで、前回の攻撃的な息子とは別人のように、とても落ち着いて過ごしていました。
私はそんな息子の様子が嬉しくて、嬉しくて…
妹も「よく1年でここまで成長させたね。去年とは何もかもが全く違う」
母も「別人のよう、見違えった」と言ってくれました。
私も息子がどう出るか予想がつかなかったので、本当に本当に嬉しかったです。
とはいえ、実は他害行為が全くゼロになったわけではありませんでした。
バシっと叩いたり、服を掴んだり、髪をひっぱったりという、攻撃的なものはゼロでしたが、どうしても衝動的に人の頭?髪を叩こうとするような怪しい行動が3回ありました。(5日間で)
自宅で使っているタイムアウト用のゲートも持って行っていたので早めの段階で、1回目のタイムアウトを行ったことが、その後の息子の攻撃行動の抑止になったと思います。
手をバタバタさせて叩きたい衝動を抑制している様子は多くみられました。
まだまだ社会性は乏しいですが、いとこ達とじゃんけんをしたり、手を繋いだり、おもちゃの貸し借り、挨拶、順番を待つなど、一人っ子の息子が普段できない練習を沢山させてもらいました。
そして、今回息子の様子を見て気が付いた事を今後の課題にしたいと思います。
・相手の目を見て、「どうぞ」や「ありがとう」など言えるようになること
・プロンプトなしでも「どうぞ」や「ありがとう」など言えるようになること
今年の夏休みには、また親戚(妹家族)が集まって、キャンプや鮎釣りをする約束をしました。
あと2か月ほどありますが、2か月後、また皆が驚くくらい息子が成長していれば嬉しいな。
楽しかったゴールデンウィーク。
バーベキューでは釣った魚も食べました。
高原では息子と一緒にそりで滑りました。
みんなでトランポリンもしました、子供達も大喜び。
子供達はお揃いのパジャマも着ました。
プレゼント交換もしました。
温泉旅館では子供達がお揃いの浴衣を着て遊ぶ様子がとても可愛かったです。そのかわいらしい姿が目に焼き付いて離れません。
去年の悲しい涙が嘘のよう。あの日は悲しくて悲しくて、こんな近い日に、こうしてみんなで楽しい時間が過ごせるなんて思いもしませんでした。
この楽しい計画を立ててくれ、子供達や自分に何か出来ることはないかと気にかけてくれた妹にも、感謝の気持ちでいっぱいです。
実家滞在中は休んでいた毎日のABA。
明日からはもっともっと頑張れるような気がしています。