自閉スペクトラム症(ADHDあり)の息子との日々を記録します

息子は現在6歳、小一。ゆっくりではありますが、息子なりの成長を見せてくれます。大変な事も多いですが、楽しい事も沢山あり、毎日それなりに幸せに暮らしています

『今までにない手応えを感じる』作業療法士さんからの嬉しい言葉

息子は現在、自治体が運営する発達支援センターで言語療育と作業療育を月に1回ずつ受けています。

 

昨日受けた作業療育を記事にしたいと思います。

 

前半はスプーン・紐通し・塗り絵などの微細運動(手の動き)を、後半はトランポリンやボールプールなどを使っての粗大運動(体の動き)を見てもらいました。

 

今までの作業療育の場面では、注意が散漫し席を立とうとしたり、周りにある物が刺激となってしまい、なかなか目の前の課題に集中できないことや、遊具などを目にすると、怖がってなかなか遊べないなどの問題を抱えていました。

 

ところが、昨日の療育の時間では、デスクでの課題は、多少気は散っているものの、全く立とうはとせず、ずっと座って課題に取り組むことが出来、作業療法士さんにも「今日は長い事座っていられるね!」と褒めていただきました。

 

先日、スイミングスクールで、他の子供たちと同じように座って待つ事が出来たと記事にしましたが、スイミング以外の場面でも、この頃の息子は、座るべき時に座っていられることが多くなったように思います。

 

 

takaramono.hatenablog.jp

 最近、保育園でも、近々行われるお遊戯会の練習をしているらしいのですが、その場面で、他の園児が立つと息子も立ち、他の園児が座ると息子も座るというような事ができかけている事を保育士さんから聞いていました。

やはり、これは息子の中で大きな成長があったのだと思います。

 

そして、身体面での成長もあったようで、遊具を使った粗大運動でも、今までは怖がってなかなか遊具で遊ぼうとせず、療育の時間が終わるころにようやく少し慣れて遊べる程度だったのですが、昨日は抵抗なく段を上ってトランポリンまで上がったり、ボールプールによじ登ろうとしたり、自発的に色んな遊びをしようとしている姿が見られました。

その様子を見て、作業療法士さんが

「すごいじゃない!今日の息子君が一番すごい。今までにない手応えを感じる!」

と言っていただきました。キャッホー!

 

これ以外にも、自宅にはジャングルジム・滑り台・ブランコがセットになった子供用の遊具を置いているのですが、滑り台とブランコでは遊ぶものの、ジャングルジムのほうに登ることは全くなかったのに、ここ最近はふと見ると、ジャングルジムを登ったり下りたりして遊んでいる事があるのです。

 

そういえば、スイミングスクールで、プールから上がる時に、コーチが息子の片足を持って、その片足を大きく上げさせ、プールから這い上がらせる動作の補助をしてくださったことが数回ありました。

それによって、「息子は片足を大きく上げて、よじ登る・這い上がる」という動作を覚えたのではないかと思います。

 

遊具で遊べるようになった事の全てがスイミングのお陰かどうかは分かりませんが、スイミングも大きく影響しているのは間違いありません。

 

作業療法士さんに、来年度からの活動の予定を聞かれ、

週に2回の発達支援事業所での療育と、週に3回の保育園に行かせる旨を言ったら、

「いいバランスだと思う。これだけ遊べたら、療育はそれくらいでいい」と言っていただけたこともとても嬉しかったです。

 

少しずつ、少しずつの成長なのですが、

ふと過去を振り返った時、その少しずつの成長の積み重ねが、とても大きな成長に繋がっていると感じました。

 

 

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