形だけの療育にがっかりする
2歳11か月の息子は、1歳半検診で「こども発達支援センター」の受診を進められ、そこで新K式発達検査を受け、その結果より療育が必要とドクターに判断して頂き、8か月前から月に1~2回の療育を受けさせていただいています。
マンツーマンで1回45分間。
乳幼児医療証が使えるので、費用は一切かかりません。
とてもありがたい制度だとは思います。
とてもありがたいのですが、早期療育が大変効果的であると言われている昨今、月に1~2回の療育って、少なすぎないでしょうか。
現在は月に2回受けれますが、療育が始まった当初は、空いている枠がないため、月に1回しか受けられませんでした。
療育の内容は、保育とOT(作業療育)を受けていましたが、現在は保育が終了し、昨日からST(言語療育)が始まりました。
本当は1か月前に予約をしていたのですが、運悪くその日は台風が来てしまい、交通機関がストップしてしまったため、急遽キャンセルとなり、次に予約がとれたのは1か月後。
そういう理由もあり、私はこの日をとても待ちわびていました。
なのに…!
このSTの初対面の先生は開始の時間より10分遅れて来られました。
そして、終了の時間の5分前から片付けにかかり、実際の療育の時間は30分あるかないか。
準備不足なのか、意図的なのか、「違う部屋に教材を取りに行こう」と言って、息子と教材を取りに行くことが30分の間に2回。
しかも15分~20分の間に課題を2つ行い、最後の10分はシャボン玉をつぶすという遊び。
(シャボン玉がダメとは思いません)
息子はADHDの傾向もあり、じっとしているのが苦手なタイプため、先生は、「何かを取りに行く時は息子と一緒に行って、動ける時間も作るようにした」など最後におっしゃっていましたが、わずか20~30分間の課題をするために、2回も物を取りに行く必要はあるのでしょうか。
明らかに先生の準備不足ではないでしょうか。
私なら下記のようにします。
じっと座っているのが苦手な子供なら、2つの課題をした後にシャボン玉をするのではなく、課題と課題の間に休憩としてシャボン玉を入れる。
このほうが効率が良いのではないかと思います。
この発達医療センターはかなり辺鄙な場所にあるため、バスや電車で行くことが難しく、タクシーで来られている方もいらっしゃいます。
何より障害のあるわが子が、わずか月に数回のみ受けられる貴重な45分間の療育。
藁をも掴む気持ちで来られている方もいらっしゃると思います。
なのに、この言語療法士の雑さ、やる気のなさ、適当さ。
※発達支援センターの先生の中でも、特に保育の先生には本当にお世話になりました。毎回、息子が興味を持ちそうな教材を用意して下さり、一生懸命 取り組んで頂いたおかげで、出来るようになった事も沢山ありますし、私が気付いていなかった息子の特性なども教えてくれ本当に感謝しています。
作業療法士の先生には毎回、息子の進路の相談にも乗ってっていただき本当に感謝しています。
また、発達支援センターの担当ドクターはいつも母親の気持ちに寄り添ってくださる穏やかな先生でとても信頼しています。
別の話題になりますが、この言語療育の時に物の名前を答える課題をしました。
先生が象のカードを見せて「これなに?」
息子「ぞうさん」
先生「ぞうさんじゃない、ぞう!」
、、、、せっかく知っているよと、張り切って答えた息子がかわいそうでした。
最後にこの言語の先生に確認したところ、保育園では「ぞうさん」って言っているかもしれないけど、「ぞうさん」で一旦覚えてしまったら、以降、修正ができない子供もいるから、「ぞう」で覚えさせる方がいいと思う。との事でした。
息子はまだ2歳です。
保育園でぞうさんといっている年齢なら、ぞうさんでよいのではないではないでしょうか。
保育園でぞうさんと言っているのだから、子供もぞうさんで覚えるのは当然でしょう。それとも、その都度「ぞうさん」を「ぞう」と訂正したり、保育園でぞうさんといっているのは間違いだよと教えるのでしょうか。
100歩譲って「ぞう」だったとしても、「ゾウさん」という息子の答えに「違う!」と先生が完全否定するのはいかがなものでしょうか。
臨床心理士で児童指導員でもあるABAセラピストさんに相談していみると、それは年中くらいからでいんじゃないですか?とのことでした。
この言語の先生とは相性が合わないと感じました。
なんだかモヤモヤする日でした。