自閉スペクトラム症(ADHDあり)の息子との日々を記録します

息子は現在6歳、小一。ゆっくりではありますが、息子なりの成長を見せてくれます。大変な事も多いですが、楽しい事も沢山あり、毎日それなりに幸せに暮らしています

【息子の他害③】このままでは息子はどんどん嫌われる

悩みながらも、様子をみていた息子の他害行為。

 

 

takaramono.hatenablog.jp

今まで、息子は色んな人を叩いてしまいました。

近所に住むお友達・いとこ・保育士さん。

 

過去に叩いてしまった、近所に住むお友達には当然嫌われているようです。

先日、お話をした保育士さんも良くは思われていません。

 

このままでは息子はどんどん嫌われてしまう。

 

息子は、叩く事がいけない事だと分からないのです。

「ダメ」と叱られても、叱られていると分からないのです。

 

叩く事はいけない事だということを、叱る方法以外で教える必要があると思いました。

 

そこで、以前からセラピストさんに提案されていたものの、最終手段にしておこうと思っていたタイムアウトをしてみる事にしました。

 

ABAセラピーの今日、セラピストさんに相談しながら、初めてのタイムアウトをしてみました。

 

*今は叩いてくる場合限定でタイムアウトを行う

*空振りとなった場合も、手を払う行為は全てタイムアウト対象

*時間はまずは1分30秒から始める

*叩いてきたら「叩いたから座ります」で部屋の隅の椅子に。

*座らせている時は他の言葉を発しない、目を合わせない

*「息子の事は大好き、だけど叩く行為はダメよ」と教えるためにタイムアウト後は怒り続けるのではなく、普段の態度で接する。

 

息子はかなり衝動性が高く、叩く行為そのものを衝動的に行っているため、その衝動的な行為を抑えるのは難しいかもしれないとセラピストさんはおっしゃっていました。

でも、とにかくやってみよう。

やってみてダメだったら次の方法を考えようという事になりました。

 

部屋の隅に用意した椅子に座らせたられた息子は、最初は何されているのかわかっておらず、独り言など言っていましたが、次第に泣き声を出し、座らせられているのが良い事ではないという事は分かっているのではないかとの事でした。

 

 

セラピストさんは、

障害が軽くても他害がある子供は嫌われる。

障害が重くても他害がない子供は嫌われない。

他害は嫌われるから、なるべく早い時期にやめさせてあげる方が良いとおっしゃっていました。

 

息子の他害行為がなくなるよう、精一杯のことをしたいと思います。

 

 


 

 

この本は、自閉症研究者である二人の著者が、Q&A方式で54の質問に対して、読者の悩みに回答している本なのですが、

 

この本にも他害行為はタイムアウトを使って2~4才までに直しておくと、その後の育ちの支援が容易になると書かれていました。

 

4歳の頃にまだ他人への攻撃行動が頻発すると、周囲も本人も大変なんだそうです。