自閉スペクトラム症(ADHDあり)の息子との日々を記録します

息子は現在6歳、小一。ゆっくりではありますが、息子なりの成長を見せてくれます。大変な事も多いですが、楽しい事も沢山あり、毎日それなりに幸せに暮らしています

成長のまとめ(3歳11か月)

もう4歳になる息子。

この頃の成長を3歳最後の記録として残しておこうと思います。

 

【言葉】

様々な言葉を使う事ができるようになってきています。

「ママ、リビングに来て」とか、「今日は誰とねんねする?」と聞くと「パパとママと〇〇ちゃん(自分)と3人でねんねする」

なども言えるようになりました。

 

いる/いらない   たべる/たべない   ~したい/イヤなど気持ちを言葉で表すこともできるようになっています。

 

ただ、言葉の使い分けが難しいようで、「だっこして」を「だっこする」とか、「お馬さんひひーんして」を「お馬さんひひーんする」などの言い間違いが結構あります。

その都度、修正して言い直させていますが、なかなか定着しません。

助詞の使い方が間違っていることも多く、「が」がとても多い。

「電気を付けて」を「電気がつけて」など。

こちらもその都度、修正しており、多少減ったようにも思いますが、まだまだですね。

 

【運動面】

相変わらず、滑り台などの遊具は怖がり、自発的に滑ろうとしませんが、遊具そのものには興味があるようで、近づいて登ろうとしてみたり、他の子供の動きを見てまねようとしている姿が見られるようになりました。

私が挑戦させてみることもありますが、この頃は、周りの子供の様子をよく見られるようになってきていると感じるので、あまり無理強いはせず、なるべく沢山公園に連れて行き、周りの子供に触発され、自発的に遊べるようになればいいなと思っています。

 

ブランコは好きなようで、少し私がサポートしますが、ほぼ一人で乗って揺られています。自分で漕ぐことはまだできません。

 

両足を揃えてのジャンプがようやくできるようになりました。

ABAの時間を利用して、うさぎ、カメ、かえる、くま、らっこなどさまざまな動物の動きを真似して練習しています。

どれも随分上手になりました。

大きめのボールを投げる、受ける、蹴るなども練習しており、こちらも随分上手になりました。

 

【筆記・はさみ】

苦手だった筆記ですが、日々の小さな積み重ねにより、丸、三角、四角、二重丸、バツなどが書けるようになりました。

それらを組み合わせて、果物を書いたり、虫を書いたり、家を書いたり、まだまだ上手とは言えませんが、日々取り組んでいます。

 

はさみも随分上達しました。

直線切りのみですが、ほとんど補助なしで自分でちょきちょき切っています。

切った物を裏返し、糊をつけて、貼るというような事もとても上手になりました。

 

【身辺自立】

お着替えがとても上手になりました。

トイトレを始めた今年の4月から、パンツ・ズボンは少しずつ上達し、シャツやトレーナーと言ったトップス類は夏ごろから練習を始め、今では、ほぼひとりで着脱できています。靴下も自分で履けるようになりました。

 

しかし、注意散漫な息子は、着脱のスキルはあっても、注意が反れてしまい、着脱できない時があるという別の問題があります。

なるべく廊下など刺激になる物がないところで、お着替えさせていますが、ほんのささいな事が目に入り、刺激となってなかなか着替えることに集中することが出来ません。

 

ボタン付けは、机上では出来るのですが、自分の着ているものを付けはずしすることは難しいようで、現在練習中です。

 

あと、このごろエジソン箸もデビューし、ウインナーなどの固形の物はお箸で食べています。

 

【トイトレ】

おしっこは定時排泄により、お漏らしすることはなくなりました。

自分から「おしっこ行く」と言ってくることはほぼなく、もうさすがに漏れるだろうという頃に親がトイレに誘うという感じです。

 

うんちは出るタイミングが親にも分からないため、全く進んでいません。

パンツに排泄しています(涙)

 

【他害行為】

以前は気にらないことがあると、親を叩いていた息子ですが、タイムアウトによりそれは殆どなくなりました。

嫌な事は言葉で「イヤ」と伝えられます。

ですが、癇癪中には自分をコントロールできないようで、親を叩いたり、髪を引っ張ったりしてくることがいまだに続いています。

 

また、タイムアウトされないと分かっている保育園では、未だに、時々お友達を叩いているようです。

これには私も本当に頭を悩ませているのですが…今のところ、これ以上手の打ちようがなく…。

 

【癇癪】

おもちゃを思うように操作できなかったとき、物がない時など癇癪を起こすことが頻繁にあります。

ですが、以前のように1時間~などの長時間、癇癪を起こし続けるわけではなく、5分~15分くらいで自力で気持ちを切り替えられるようになりました。

昨日は久しぶりに30分の癇癪がありましたけど、徹底的にスルーし、注目しないというABAに基づく「消去」で対応しています。

 

【最近の嬉しい成長】

周りの人を見れていることが多いなと感じます。

運動会でもそう感じましたし、公園遊びの時も、そう感じます。

保育園参観の時も、周りの子供を見れているなと感じる場面が増えました。

 

同時に、多くの場面で、刺激になる物に翻弄され、目の前の事に集中できなかったり、他の人と同じ動きが出来なかったりすることもまだまだあります。

ここは息子にとって永遠の課題となるでしょう。

 

お片づけがとても上手になりました。

複数のおもちゃが出ている時に、どのおもちゃで遊ぶかを決めさせ、使わないほうは片付けさせる。

何か新しい遊びを始める時は、全てお片づけしてからさせるなど、出来る限り、やらせてきました。

 

先日は塗り絵がしたかったようで、「塗り絵する前にお片づけして」というと、沢山出ていたおもちゃをほぼ全て自分ひとりでお片づけしていました。これには私もびっくり。

毎日の習慣って本当に大切ですね。

 

物事の順番も理解でき始めています。

例えば、遊んでいて、お風呂に入らないといけない時は、お風呂に入ってから遊ぶとか、お片づけしてからテレビを見るなど、~してから遊ぶなど、随分理解できるようになったと感じてます。

 

また、お歌・手遊びが大好きでテレビで手遊びの番組などを付けていると、同じようにまねて踊ったり、歌ったり姿を頻繁にみることが増えました。

 

【この頃のABA】

・男の子・女の子カード

・四季の理解

・時計カードのマッチング

・大きい声・小さい声の練習

などが新たに加わりました。

 

あと、果物を5個言ってみて、乗り物を3個言ってみてなど、今までより少しレベルアップした質問などもしています。

 

ABAの時間は大体一日40~60分、

土日は息子の調子が良ければ90分くらいの時間の事が多いです。

 

最近、療育先で数名の友達ができたのですが、その中でABAをされているママさんがいらして、意気投合!

そのお方は1日に1時間30~2時間くらいされているようで、本当に頭が下がります。

 

来年、4歳の終わりごろには息子はどこまで発達しているのか。

不安もあるけど、希望もあります。

 

就学まであと2年、特に今は大切な時期だと思いますので、出来る限りのことはしてやりたいと思っています。