自閉スペクトラム症(ADHDあり)の息子との日々を記録します

息子は現在6歳、小一。ゆっくりではありますが、息子なりの成長を見せてくれます。大変な事も多いですが、楽しい事も沢山あり、毎日それなりに幸せに暮らしています

言葉の使い分け(3歳1か月)

ABAを始めて約半年。

沢山の言葉を覚えました。

最近では動詞カードを見せて

「何してる?」→「ネンネしてる・ごはん食べてる・車に乗ってる・お風呂入ってる・歯磨きしてる・線書いてる・靴履いてる・拭き拭きしてる・テレビ見てる・お掃除してる」など実にさまざまな動詞を次々に覚えました。

 

最近ではすっかりこれらにはまって、私や夫に「ネンネの顔して」とか「ごくごく飲んでる顔して」「怒ってる顔して」「笑ってる顔して」などの要求を頻繁にしてくるようになりました。

 

今までと違った新たなコミュニケーションが増え、喜んでいたのですが…

 

私に来てほしい時に、「てくてく歩いてる顔して」とか、座ってほしい時に「座っている顔して」などのすこしビックリしてしまうような言い間違いが出てくるようになりました。

 

息子にとって「~の顔して」というのは、普通の人が考える「~の顔して」という意味ではなく、言葉の最後に付ける、一つのフレーズとして覚えているようです。

「~してください」みたいな感じでしょうか…

 

下記記事にも、言葉を上手く使い分けられなかったの事を記事にしていました。

 

takaramono.hatenablog.jp

 

ABAセラピストさんに相談すると、毎日の生活中で、ずっと一緒にいる親なら、言い間違っていても意味は伝わるので、ついつい訂正せずに、間違った言葉のまま使わせてしまうのですが、その都度、その都度、正しく訂正する必要があるようです。

 

現在、訂正するようになってまだ1週間ほどですが、「~の顔して」の言い間違いは随分減りました。

間違って言ってしまった時も、こちらが指摘しなくても、自分で訂正して言い直しています。

 

あとは助詞の使い方が間違っていることがよくあります。

「ママ、ネンネして」を「ママにネンネして」など。

これらは小さい間違い故に、直すのに時間がかかりそうな気がしていますが、間違いをそのままにしないで、必ず訂正して正しく言わせるようにしています。

 

息子は普通の人と違う方法で言葉を理解しているようです。息子なりに言葉の中に何かヒントになるものを見つけて、独特の方法で理解しているのではないかとセラピストさんはおっしゃっていました。

 

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村