自閉スペクトラム症(ADHDあり)の息子との日々を記録します

息子は現在6歳、小一。ゆっくりではありますが、息子なりの成長を見せてくれます。大変な事も多いですが、楽しい事も沢山あり、毎日それなりに幸せに暮らしています

最近のABAホームセラピー(3歳0か月)

最近のABAホームセラピーの様子をまとめてみようと思います。

 

↓こちらの、「3歳0か月の様子まとめ」と重複する部分もありますが、現在練習中の課題など、より詳細を残しておきたく思い、まとめてみました。

 

takaramono.hatenablog.jp

動作模倣・音声指示

 

→口径模倣

人差し指と人差し指をくっつけてツンツンとしたり親指を立てたり、舌を出して左右に動かすといった小さな動きを練習中です。

 

→遅延模倣

遅延模倣とは、少し離れた所に椅子を用意し、椅子の上にコップを置く。

セラピストさんが椅子まで行ってゴクゴク飲む動作をする。

次にそれを息子が模倣する、と言ったようなことです。

 

一番最初にこの課題をやり始めたとき、息子にこんなことができるようになるのかと思ったほど、全くできなかったし、しようともしなかったのですが、繰り返すうちに課題の意図を理解し、セラピストさんの動作をしっかり見て、正しく模倣できるようになりました。

 

これからは、より小さい動作の遅延模倣を練習していきます。

 

→体を使った模倣

気を付け、その場で足踏み、その場で回る、その場でジャンプ、しゃがむ、片足を上げる、カメさん、カエルさんなど。

 

こちらも、セラピストさんが、「ゆくゆくは身体を使った模倣も練習します」とおっしゃったときは、そんなのまだまだ何年も先じゃないとできないと思いましたが、ABAを始めて5か月、既に始め、しっかりできるようになっています。

 

→2つの動作を模倣する

パチパチと手をただいて→ばんざいや、

机をトントン叩いて→ねんねなどの簡単な動作を2つ組み合わせ、それを模倣する練習もしています。

 

まだ簡単な動作の組み合わせしかできませんが、これができるようになると手遊び歌ができるようになるとのことで、現在手遊び歌の練習中ですが、様々な動作を次から次に行うのは難しいようです。

 

特に「糸まきまき」の手遊び歌などで手をぐるぐる回す動作がありますが、これが息子にとってはむずかしいようです。

 

誰が、どこで、何してる

私と夫、そして息子が家の中のあらゆる場所で、何かをしている写真を撮り、それをカードにして練習をしています。

 

例えば、パパがテレビを見ているところや、

私が料理をしているところ、

息子がごはんを食べているところなど、様々な写真カードを用意し、

 

最初は「これ誰?」若しくは「ここどこ?」など1つの質問のみを答えられるように練習します。

1つの質問が答えられるようになったら、次は二つの質問「これ誰?」→「ママ」、「ここどこ?」→「ダイニング」

2つの質問が答えられるようになったら、次は3つの質問「これ誰?」→「ママ」、「ここどこ?」→「ダイニング」、「何してる?」→「ご飯食べてる」などと言う感じです。

 

息子はこれは得意なようで、すんなりと言えるようになり、セラピストさんにも褒めていただきました。

 

写真カード以外にも息子の目の前で、

飲む真似をして「何してる?」→「飲んでる」

食べる真似をして「何してる?」→「食べてる」

シャンプーする真似をして「何してる?」→「シャンプーしてる」

手を洗う真似をして「何してる?」→「おてて洗ってる」などの練習に加え、

 

最近は

〇を書いて「何してる?」→「〇書いてる」

×を書いて「何してる?」→「×書いてる」

線を書いて「何してる?」→「線書いてる」

積み木を片付けているところを見せて「何してる?」→「片付けしてる」

積んだ積み木を壊して「何した?」→「壊した」なども練習中。

 

 

くもんのキューブ積み木を使った課題

 

 ↓こちらを使っての課題です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ずけいキューブつみき | おもちゃ
価格:2720円(税込、送料別) (2018/11/29時点)

 

 

 

合計4~6つくらいの2色のつみきを使って、セラピストさんが作ったものと同じものを作る練習をしています。

同色4つの積み木を2段重ねや、同色を縦・横に並べるなど簡単な平面の形から始め、少しずつ難易度が上がっています。現在は平面に格子状に置いたりもできるようになりました。

 

休憩時間もアンパンマンを使って抜かりなく教えてくれる

 

DTT(机上のABA)では20分~30分毎に休憩が入り、一旦立たせますが、その休憩時間も息子の好きなアンパンマンや虫のおもちゃを使って色々な事を教えてくださりロスが全くありません。

 

例えば、アンパンマンの手のひらサイズの人形を息子が見ていないときに、息子の椅子の上に隠す。

 

息子がアンパンマンを探す→「アンパンマンどこ?」と言わせる。(最初はプロンプト付きで)

セラピストさんが「椅子の上」と答える。

 

その他、カーテンの奥、お椀の中、机の下など

 

何度かやっていますが、最初は「椅子の上」と言われてもピンと来ていませんでしたが、繰り返すうちに「椅子の上」と言われると、すぐに自分の椅子の上を探しに行くようになりました。

普段から、息子の好きなおもちゃを用意して、洗面所や玄関など、隠す場所のバリエーションも増やしたいと思っています。

 

「ストップ」を教える

「こうして」で息子に手を叩き続けさせる→セラピストさんが「ストップ」と言って止めさせる。

「こうして」で息子に手をごしごし続けさせる→セラピストさんが「ストップ」と言って止めさせる。

「こうして」で息子に机をトントンさせ続けさせる→セラピストさんが「ストップ」と言って止めさせる。

まだ始まったばかりの課題で、プロンプト(補助)付きで何とか出来ている程度です。

 

「〇 × 点」を書く練習

今までも息子に〇を書く練習や×を書く練習、線を書く練習はさせてきたのですが、なかなか一人で書くところまではいかず…

セラピストさんのやり方は違いました!

紙にクレヨンで「虫を書くよ」と言ってトントンと点を書かせる。

「雨、降るよ」と言って線を書かせる

アンパンマンがシャボン玉吹くよ」といって〇を書かせる。

現在はまだできません、プロンプト(補助)付きで練習中です。

 

 

ABAは順調に進んでいて嬉しいのですが、息子の多動と注意散漫が気になっています。

昨日、今日はホームセラピーの日でしたが、昨日はとにかくじっとしていない。今日はとにかく気が散るようで、、、

以前より酷くなったような気がします…どうしたものか。

これが私の一番の悩みです。

 

後、ABAではないですが、息子がうんちの後「うんち 出た」と言ってきて夫婦でビックリするという出来事もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村