自閉スペクトラム症(ADHDあり)の息子との日々を記録します

息子は現在6歳、小一。ゆっくりではありますが、息子なりの成長を見せてくれます。大変な事も多いですが、楽しい事も沢山あり、毎日それなりに幸せに暮らしています

できないと決めつけない(3歳0か月)

先日、保育園のお誕生日会に参加した時、私も息子の隣で給食をいただきました。

 

給食中の様子を見ていると、息子は自分のスプーンケースが置いてあるところに座り、ケースを自分で明け、食事後は自分でケースにスプーンをしまっていました。

コップも鞄にしまおうとする姿も見られました。

 

こんなこともできるんだと感心した半面、私は息子に対して「どうせできない」と決めつけていることが多々あるんだと気が付きました。

 

例えば、

 

・飲み物を飲むとき、座って飲ませようとしますが、すぐに立とうとするので、座って飲むのはまだ難しいと決めつけたり、

 

・靴を抜いた時、揃えるのはまだ難しいかなと決めつけたり、

 

・脱いだ靴下を洗濯かごに片づけるのはまだ無理かな決めつけたり、

 

・ごはんを食べ終わった後、お口の中の物がなくなるまで座っていられるのはまだ無理かなと決めつけたり

 

 

いくらでも挙げられますが、これって要するに親のしつけの部分ですよね。

 

確かに息子は発達しょうがいで、定型の子供に比べると、指示が通りにくいですし、できない事も多いです。

だけど「息子は発達しょうがいだからまだできない」と決めつけ、私がさせていなかったのです。

でも、先日の保育園での様子を見て、毎日根気よく続けたら、出来るようになるのではないかと思えてきました。

 

さっそく、今日は玄関で靴を揃えさせてみました。

最初は揃えるという事もよく分かっておらず(当然です)息子の手を取って、こうして揃えるんだよと教えました。

脱いだ靴下も、洗濯かごの前まで一緒に行き、「この洗濯かごにいれるんだよ」と教えました。

 

2回目には、どこに揃えるかわかりやすくするために、100均一で売っている浅いカゴを置いてみました。

そして、「〇〇ちゃん、ここに靴揃えて」というと、揃えることは出来ませんでしたが、自分でかごの中に靴をいれることが出来ました。

そして脱いだ靴下も、洗濯かごの前まで一緒に行くと、自分の手で洗濯かごに入れることが出来ました。

 

私が思う以上に息子は私の言ったことを理解し、教えたことを実行できる力があるんだなと思いました。

どんなことでもトライさせてみる気持ちが大切ですね。

 

ひとつずつ、出来ることを増やしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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