自閉スペクトラム症(ADHDあり)の息子との日々を記録します

息子は現在6歳、小一。ゆっくりではありますが、息子なりの成長を見せてくれます。大変な事も多いですが、楽しい事も沢山あり、毎日それなりに幸せに暮らしています

ADHDを治す方法

自閉症スペクトラム疑いで、ADHDもありそうな息子に役に立ちそうな情報はないかとyoutubeを見ていると、興味深い動画を見つけました。

 

樺沢紫苑さんという精神科医が、テーマごとに詳しい解説をされる動画、「樺チャンネル」という番組があるのですが、これが結構面白いのです。

 

うつ病などの精神疾患以外にも自閉症ADHDなどについても、数多く解説されていて、それがとてもわかりやすいのです。

 

www.youtube.com

 「ADHDを治す方法」という動画を見つけました。

 

動画の内容ですが、ざっと下記の内容でした。

 

子供のADHDは大人になると半分以上は治ってる。

子供は大きな可能性を持っており、脳の神経がどんどん成長していくので、
多少、子供のころは、他の人に後れをとっていても、成長の過程でリカバリーできて
普通の人、あるいはそれ以上になることもありえる。
だから子供がADHDでも意気消沈する必要はない。

 

*ADHDにはどういう対処法があるのか

まず、薬はやめたほうがいい。

ADHDの薬は、覚せい剤と非常に似た構造物質で、脳を刺激し、注意自体を更新するのだが、長期的に服用した際の副作用については十分なデータが確立されていないので薬以外の方法をとったほうがいい。

 

*薬以外の方法とは何かというと、運動(有酸素運動がある。

 

「脳を鍛えるには運動しかない! 」という本があり、この本にはADHDについての記述がけっこうある。

ADHD有酸素運動が効果的。週に5日、できれば毎日、有酸素運動を20~30分続ける。
心拍数65~75程度、中程度の運動強度(ジョギングなど)すればいい。

さらにADHDに効果的な運動方法として複雑で集中力が求められるスポーツが効果的である。
例えば、武術やダンス・体操。


武術やダンス・体操は、一度に2つの動作をする。
武術は受けを考えながら、攻める
ダンスは音楽を聴きながら、体を動かすなど、次の動作を考えながら動く。

同時にふたつを考える「ディアルタスク」というものがあるが、
最近の研究ではこの「ディアルタスク」が、脳トレとして一番脳を活性化させると言われている。

認知症の患者に「しりとりをさせながら、ウォーキングマシンを歩かせる」、だけで認知症が改善した論文ある。

ADHDの患者の場合、「注意が障害されている」ということだが、

これはつまり「脳のワーキングメモリーが障害されている」という事で、
ワーキングメモリーが障害されていると一度に2つのことが出来なくなる。

だから逆に

一度に2つのことをやるトレーニングをするとワーキングメモリーが使えるようになる(=注意力が広がるという感じ)

ディアルタスクとなる運動がおススメ。


(樺沢ドクターが)

コンサルタントという映画を見た。

主人公は公認会計士(実は殺し屋だった)なのだが、実は子供のころから注意障害などをきたす、高機能自閉症を持つ。

主人公は子供の頃にいじめなどにあい、悲惨な幼少期を送るが、父親が主人公に徹底的に格闘技をさせた。


格闘技によって主人公の注意障害が非常に改善された。

 

映画を見終わった後、本当にこんなことあるのかと思って家に帰って「高機能自閉症と格闘技」について調べたら、
実際に「高機能自閉症と格闘技でよくなった」という論文があった。

 

格闘技によって高機能自閉症であるとか、ADHDなどの注意障害をきたす病気を改善できるという研究が出ている

 

 

という内容でした。

過去に読んだ発達障害系の本で「ブランコを漕ぎながら、数を数える」のがおススメと見たことがあったのですが、まさしく「ディアルタスク」の事を言っていたんですね。

 

息子はまだジョギングなどはできませんが、歩かせながら簡単なクイズをしたり、アルファベットや数字を数えたりさせてみようと思います。

 

気候が良い時は、毎日保育園が終わってから20分ほど歩かせていたのですが、ここ最近は寒いのもありお散歩はお休みしがちでしたが、なるべく毎日20~30分歩かせてみようと思います。

 

まだ早いでしょうが、ゆくゆくは武道もさせてみたいと思いました。

 

この樺沢紫苑さんの動画は発達障害系の情報も多数あるので、おススメです。

 

 


 

 

 

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村