手探りの家庭療育に取り掛かる
自閉症スペクトラムの社会的自立のサポートにABAの早期療育が有益であること事は、さまざまな文献やサイトで言われています。
ですが、このABAはある程度のまとまった時間(週に数十時間)をかける必要があるそうで、この数十時間のすべてのを専門家にお願いするのは、スケジュール面でもコスト面でも難しい場合が多いのではないかと思われます。
そういった理由で、多くのお方が家庭で親がABAセラピーをされていることをブログなどで知り、さっそく我が家でもできることから取りかかってみることにしました。
今の私と息子でもできそうだなと思った本は、
発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ (健康ライブラリースペシャル) という本です。
何が素晴らしいって、ABAの難しいことは最小限にまとめられており、簡単に実践できることばかりが紹介されています。
さぁABAを始めるぞと気負って開始するのではなく、簡単に日常生活の中で始められそうな事から取り組めるようになっています。
この日常生活で取り入れられるABAや、行政にお願いしている、月に2回の療育でやったことの反復練習などを一日に1時間~2時間ずつ家庭で行っています。
正直言って、まだまだ分からない事だらけです。
このやり方でいいのか。こんな時はどうしたらいいのか。
でも、何もしないよりは絶対にいいと思って、頑張っています。
まだ数週間しかたっていませんが、「だっこ」や「取って」などの要求言語が出てき始めました。
とても嬉しい変化です。