ABAホームセラピーを開始することに決めました。初期コンサルテーション&行動アセスメント
待ちに待ったABAホームセラピーの「初期コンサルテーション&行動アセスメント」初日を終えましたので記事にしたいと思います。
初めてお会いした、臨床心理士の先生は、とても優しく、感じのいい先生でした。
私と同世代ですが、大学・大学院で心理学を専攻され、ABA歴は12年くらい、本なども出版されている女の先生です。
こんなすごい先生に来てもらう事ができて、本当にうれしい!
初回の数分で息子について下記の事を見極められました。
・私の言葉の模倣が多い(すごいですよと、嬉)
・学ぶ力が大きい
・注目をしてほしい
それから、日常生活での様子や実際に息子の様子を見て、初期コンサルテーションが進んでいきます。
遊びの中で、息子が好きな魚のマグネットを使って、マッチングをさせ、
↓
そのひとつの魚をこっそり遠くの壁にくっつけ「こんなところに魚があるよと」マグネットに注目させ
↓
マグネットに近寄った息子に「抱っこ」と言わせ
↓
抱っこのあとは「とって」「あっち」「これ」などのマンドを引き出します。
これを繰り返します。
この日は初期コンサルテーションなので、引き出すのが目的ではなく、どんな感じで引き出せそうか先生が判断されているようでした。
息子は単語は沢山でているのですが、人に伝達する言葉以外に、自分で言って楽しんでいる言葉(つまり独り言)が多く、全く関係ない場面で「いただきま~す」やリンゴ・バナナがないのに「リンゴ」「バナナ」と話すのが目立ちます。
この独り言についての対応は、ずばり「反応しない」
逆に場に合った言葉を発しているときは、ちゃんと反応する。
これで減るかどうかは分からないけど、対応としては、これが良いそうです。
なるほど、ABAでは減らしたい行動に対して方法の一つに「消去」があります。
消去するためにするのは「無視」すること。
なるほど~。
あと、息子が「ママ」を「ママはーい」と呼ぶことについては、
まずは「ママ来て~」にシフトしましょうとのアドバイスをもらいました。
今後の改題は
・息子は自分のペースでしか遊べないことが多い。大人のペースでも遊べるように
→これが結果的に友達と遊べることにつながるそうです。
・マッチングなどは自分の好きではないものでも出来るように。
この日は2時間で終了しました。
次回の2時間も「初期コンサルテーション&行動アセスメント」が続きます。そしてそのあとにようやくセラピー1回目となるようです。
自閉症は直らない。だけど、息子がこの先、生きやすいようにしてやりたい。
次回が楽しみです。