2020年を振り返る
あけましておめでとうございます。
2020年はコロナでとても大変な1年でした。
大変な1年ではありましたが、緊急事態宣言で休園中に、いとこ達と長期間過ごすことができ、息子にとって楽しい1年だったと思います。
私も長く実家に帰り、母や妹と長期間過ごせて楽しくもありました。
2020年の息子の成長を振り返り、記録しておきたいと思います
■癇癪の頻度が激減■
一年ぐらい前までは、一度癇癪を起こすと、手が付けられないくらいに、大汗をかいて床でのたうち回り、わめき散らしていた息子ですが、現在はさほど大きな癇癪を起こすことはほとんどありません。
時々、物がないなど、意に沿わないことがあった時に癇癪っぽくなる時はありますが、しばらく放置していると、ほんの数分でほぼ時自力で立ち直っています。
また何かが壊れた、なくなった時など、お菓子を見つけて今食べたい時など、「明日までまてる?」と聞くと「うん」と言って我慢出来る事が増えました。
気持ちの切り替えが上手になりました。
ここは大きな成長です。
■公園遊びが好きになりました■
以前は恐怖心から遊具が苦手だった息子ですが、このごろはこちらがびっくりするほどスムーズに遊具で遊べるようになりました。
以前は砂場ばかりで遊具は全く興味がなかったのが嘘のようです。
また、スイミングも随分上達しました。
泣いてばかりいた息子ですか、今では集団の中で時々逸脱はあるものの、決められたコースをほとんど止まることなく、順番に並び、練習をしています。
顔をつけたり、少し潜ったりもできるようになりました。
■アカデミックスキル■
昨年のブログを見返してみると、運筆が苦手だと書いていましたが、現在は集中できている時は上手に書けるようになりました。
年末から公文の国語の通信講座を始めたこともあり、音読も上手になってきました。
■感覚過敏が薄れた■
息子は足に感覚過敏があったようで、靴下を履き続けることが出来ず、靴を履いている時以外は常に靴下を脱いでいました。
また足の爪を切られるのを異様に怖がるので、いつも息子が寝ている時に切っていました。
冬場素足でいる息子を見て、足が冷たそうで心配していたのですが、今年の冬はずっと靴下を履いています。
足の爪も手の爪に比べると少し嫌がったりもしますが、起きている時に切れるようにもなりました。
あとは帽子です。
大嫌いだった帽子も、今ではすっかり慣れて、ずっと被り続けています。
歯磨きの仕上げもとても嫌がり、激しく抵抗するので、好きなテレビを見せながら押さえつけて仕上げをしていましたが、今は全く嫌がらず、「あーして」と言うと大きな口を開け、いーしてと言うと口を横に広げて、きっちりと仕上げをできるようになりました。
これもとっても大きな成長ですよね
■言語面について■
去年のブログを見返してみると、助詞の使い方が間違っていると書いていました。
確かに「電気をつける」というのを「電気がつける」とか「テレビを見る」というのを「テレビが見る」など、「が 」の間違いがとても多かったのですが、その都度訂正させていたら、自然と助詞の間違いはほとんどなくなりました。
あと、「うん」と返事をするのがとっても不自然で、ロボットのように抑揚のない言い方だったのがかなり自然で「うん」と言えるようになりました。
まだ「いる、いらない」などまだちょっと不自然な言葉もあります。
夫のお弁当をキッチンに置いていると、息子が「誰のお弁当?」と聞いてきた事がありました。
息子から、何か質問をされることなど今までなかったのでかなり驚きました。
■絵を描くのが大好きに■
決して上手いわけではないのですが、なかなか他の人にない発想でユニークな絵を描く息子です。
去年は息子の描いた絵に、私自身が何度か驚かされました。
褒められることも時々あります。
そんな息子の大好きな世界を広げるため、色彩知育教室に通っています。
たくさんの色彩を使い、感性を養い、他の人と接し、触発されながら、好きなこと得意なことを沢山増やしてほしいと思っています。
■食べれる物が増えた■
食べたことないものを警戒し、なかなか食べようとしませんでした。
今でもそういうところもまだ残っていますが、随分食べれるようになったものは増えました。
1歳の誕生日初めてのケーキ食べなかった息子ですが、今では大好物の食べ物です。
ハンバーガーも食べれませんでしたが、このごろは大好きなよう。
■行事の意味が少しずつ理解できるようになった■
今まではクリスマスやプレゼントなど全く訳理解出来ていませんでしたが、今年は「サンタさんにプレゼントでもらう」なんて欲しい物をアピールすることもありました。
園行事でハロウィンパーティーがある時は、朝に今日は保育園でハロウィンがあるよと言うと嬉しそうににっこり笑っていました。
今年の目標については、別の記事で書こうと思います。
息子らしくいられる場所(5歳0か月)
息子は色彩やお絵描きが大好きです。
その「好き」をもっともっと広げてほしくて、数ヶ月前から、色彩知育教室に通っています。
知育教室の内容としては主にクレヨンや絵の具といった画材を用いてテーマに沿った課題をしていきます。
生徒は小学生の男の子と息子の二人だけなので、とても和やかで落ち着いた雰囲気です。
その小学生の男の子のお母さんも座って見ておられます。
息子はASD特有のこだわりがあります。
特に大好きな色については、かなり強いこだわりがあり…。
いざ、課題が始まると、課題の意図を無視し、好きなように遊ぶ息子。
課題とは全く関係のない絵を描いたり、課題では使用しない色を使ってみたり、描かれているテーマを塗りつぶしてみたり、絵の具をパレットからあふれんばかりに出そうとしたり、そしてその汚れた手であちこちを触り、挙句の果てには終了時刻になっても、なかなか切り上げることが出来ず、床に寝転がってパニックを起こすということもありました。
私はもう一人の生徒さんや、先生に迷惑をかけないようにすること、教室を汚さないこと、歩き回らないこと、物を壊さない事、提示された課題を指示通りにこなすこと…。
そんなことが気になって、いつもお教室の時間はヒヤヒヤしながら、息子の横に座り、それはダメよ、そんなことしないよ、もっとこうしたら、と息子の行動を抑制する言葉ばかりかけていました。
いつもお教室が終わる頃にはぐったり…。
正直、いつまで続くのかな、という気がしていました。
そんなある時先生からメールが来ました。
メールは下記のような内容でした。
お母さん、是非お願いがあります。
一度手を出さず、ぐっと我慢をしてじっと息子さんを見守ってあげてください。
パレットいっぱいに絵の具を出してもいいんです。
作品が完成しなくてもいいんです。
息子さんがどう感じて、何を想像して、分析し、どう表現しようとしているのか、ただ見守って感じてあげて欲しいのです。
というメッセージをいただきました。
息子の「好き」という気持ちを広げてほしくて通い始めたはずなのに、
私は、常識にとらわれ、息子の好奇心や、自由な発想を私が奪ってしまっていたのです。
先生から頂いたメッセージに胸と目が熱くなりました。
普通の人がしない事を平気でする発達障害児の親はいつも謝ってばかり。
あんな事しているのに何で怒らないの?
躾がなってない。
障害だからって何しても許されるわけなじゃい。
これが社会からの目であり、親は謝ることが当然、行動を抑制することが当然。
そんな風に感じていたんだと思います。
先日のお教室では、「野菜のヘタを使ってスタンプをしよう」という課題でした。
息子は野菜のヘタでスタンプはせず、野菜のヘタで絵を書いていました。
そして、手が汚れてくるとパレットに手を入れ始め…
最後には真っ黒の絵具をハンドクリームのように
満面の笑みでした。
そして最後に、自分の手をペタ!
息子が息子らしく、ありのままを表現させてくれる場所を見つけられた事。
そして、そう導いてくださった先生。
出会いに感謝しています。
5歳の誕生日とこれからの課題(5歳0か月)
先日無事に五歳のお誕生日を迎えることができました。
一般の五歳に比べたらまだまだ幼く、できないことも多いのですが、
こうして元気に五歳のお誕生日を迎えられたことをとても嬉しく思います。
現在の息子ですが、一応ABAでの幼児のアカデミックについてはほぼ終了し、一部の課題については小学校1年で習う課題を先取りしてやっています。
しかし、足し算や時計の読み方など、まだ4歳だった息子にとっては難しすぎたようで、お勉強に集中できないことが増えてきました。
ADHDなので、集中できない、注意がそれると言ったことは以前から頻繁にありましたが、
ここまで酷くはなかったので原因を探ってみたところ、全体的にこちらが出題する課題が難しくなったことが原因のようです。
子供チャレンジが少し簡単に感じたので、七田式を取り入れてみたのですが、七田はやっぱ難しい。
七田の年中を取り入れた途端、つまずくことが課題多くなり、そのつまずいた所を一生懸命教えるのですが、
息子には難しいようで、エラーになるという悪循環に陥ってしまいました。
そこで全体的の難易度を息子のレベルよりも低いものにし、
部分的に難しい課題を取り入れるようにすると割とスムーズに行くことが増えたように思います(難易度の高い課題の時はご褒美多め)
そして、昨日、公文の通信教材が届きました。
受講するのはとりあえず、国語のみなのですが、5A、4Aというほぼ年中が該当するであろう教材が届きました。
(公文は子供チャレンジと違い、入会前にテストを行ない、その子の学力に相応しいレベルの問題が送られてきます)
とても簡単で単語を読んだり、一筆書きで終わるひらがなのなぞり書きなど、息子にとっては簡単なので、すいすいと進みます。
公文の親向けの「学習の進め方ガイド」にもありましたが、難しい問題を無理してさせていくより、
少し簡単な問題をさせ、自信をつけていく方が大切だと書かれていました。
親はつい難しい問題をさせようとしてしまうのですが、ここは息子の気持ちになって簡単な問題をくりかえし、しっかり国語の基礎をしっかりと作っていきたいと思います。
かなりの枚数のプリントを、繰り返し繰り返し、スモールステップでこなしていくので、就学前までの1年間しっかり続けると、確実に実力がつくと思います。
先日、七五三の写真を撮りにスタジオに行ってきました。
3歳の時の七五三は、和装はとても無理だと思い、洋装で撮影しましたが、その場に静止しておくことが難しく、
またカメラを見てと言っても視線をこっちに向けられず苦戦しましたが、
今回は難なく着物も着られ、予め静止する練習も少ししていたので、とても良い写真をが出来ました。
3度目の冬(4歳11か月)
ABA を始めて3度目の冬になりました。
我が家では 使用していない一部屋を、ABA専用の部屋としているのですが、冬の ABA は暖かいリビングから寒いABAの部屋に移動するのが辛くて、やり始めるまでが結構きつく…。
今年も ABA 専用ルームに電気カーペットを仕込んだり、ひざ掛けを用意したりと冬支度を始めていて、ABA を始めて早い物でもう3回目の冬を迎えるんだなと思うと、3年が(厳密には2年半です)とても早いものだったと感じます。
2歳半の時に始めた ABA ですが、最初は単語はたくさん出るものの、二語文が全く出ていない状態でした。
しかし 、ABA を始めてすぐに二語文が出始め、それからどんどん言葉を覚えました。
今では普通の同年齢の定型発達の子供に比べると、全然ですが、それでも息子なりに色々な言葉や状態、要求を伝えられるようになりました。
「パパとママと3人でねんねしたい」とか「廊下の電気を消して」「誰のお弁当?」
「何が入ってると思う?」などクイズを出してくることもあります。
本などを持ってきて「みてみて」、「ここに●●がかいてあるよ」とか、
「~が痛い」「~が食べたかった」「~に行きたい」「もっと~したい」「違うのにして」など。
それと、最近やたら「ママ大好き」と言ってくれます。
また、以前は助詞の使い方が間違っていることがとても多かったですが、この辺もだいぶ修正されてきたなと感じています。
しかし、正しく使え伝えられない言葉もまだまだたくさんあります。
例えば「~してほしい」というのを、「~する」と言ってみたり、「~をしたい」を「~をする」など、その他にも息子を特有の独特の表現がかなり沢山あります。
あと独り言がめちゃくちゃ多い。
ADHDは口も多動で、とにかくずっとしゃべっています。
ドキンちゃんにしっぽはない、積み木は食べられない、など。意味不明な言葉が多い…。
低年齢の時はさほど目立たなかった障害ですが、今ではだれが見ても、明らかに障害児で、私もそうみられる事にも随分慣れました。というか、どう見られてもいいという割り切りに変わったといったほうが正しいかもしれません。
現在のABAの内容は
主に、
順番(何番目後ろから何番目右から何番目左から何番目)
ひらがなを書く練習
簡単な足し算(足す側の数字は10未満しかでしない)
時計の読み方
あと、七田式のプリントが割と良くて、「もじ・ちえ・かず」を一日一枚を目安にしています。
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値段が少々お高いのですが、1年分と考えると、むしろ安いですよね。
こどもチャレンジもやっていますが、こちらはシールを貼ったり遊びの要素が強いので、難しい課題と難しい課題の間にお遊び感覚で取り入れています。
息子の場合、例えば足し算、平仮名をかくといったぱっと見て分かる問題や、何かのグループの中で一つだけ違うものにバツを付けるなどといった、よくある形式の問題については問題なく解けるのですが、誰がどうしたなどの文章問題はほとんど理解できません。
今のうちに読解力をつけておかないと、わりと早い段階で小学校の勉強について行けなくなるのではないかと危惧し、ABAの先生と相談して、くもんの国語の通信講座を始めることに決まりました。
まだ始まっていないのですが、くもんは繰り返し繰り返し同じような問題が出てくるらしく、確実に国語の力がつくと思うと先生がおっしゃっていました。
こうして息子の弱点を専門的な視点で見ていただき、それを就学前に身につけさせておくことができるのは本当にありがたいです。
就学までまだ1年ある。でももう1年しかない。
支援級に行くことはほぼ決定してますが、できる限りの準備しておきたいと思っています。
ABAは大変だし、面倒くさいし、たまには休みたい…など思う時もありますが、出来なかった課題ができるようになった時の喜びは本当に大きく、これが親にとっての好子になり、また頑張れるんだと思います。
時々、課題と課題の間に絵しりとりをしています。
息子は絵を書くのが大好きのよう。
祝!スイミング初の進級
ちょうど1年半から始めたスイミング。
2019年の1月から通っています。
今日、やっと一番初心者のクラスから、ひとつ上のクラスに進級することが出来ました。
息子よ、本当によく頑張った!
進級するためには以下のスキルが必要でした。
・ベンチの上を歩くことが出来る →2019/2/23達成
・泣かずに練習ができる →2019/3/23達成
・バブリングが出来る →2019/10/26達成
・頭から水をかぶることが出来る →2020/07/27本日達成!
たったこれだけの事ですが、息子にとってはどれもこれも難しく、
泣かずに練習ができるようになるだけでも2か月ほどかかりました。
「頭から水をかぶる」事が一番の難関でした。
半年以上かけてお風呂で練習しました。
息子より、明らかに小さい子供達が、息子より上のクラスのワッペンを付けているのを目の当たりにし、複雑な気持ちになった事もありました。
一時は大学生のバイト?と思うような人がコーチになり、練習中、ずっと抱っこされて全く練習になっていない時期もありました。
やめようかと思った時期もありました。
最初の頃はいつもプールの隅でモジモジし、自分の番など理解できず、列に並ぶ事すらできませんでした。
でも、今はそれなりに並び、自分の番になると自発的に動いています。
ギャラリーから見ていて、全体の指示が聞けているのが分かります。
例えばコーチがみんなに「座って足をばちゃばちゃして」の指示で息子もバタ足をし、
コーチが「中に入って」の指示で息子もプールの中に入る。
当初は指示もほとんど通らず、みんながプールの中に入っても1人だけ座っていたりしていた事を思うと、大きな成長を感じます。
多動故、練習中の逸脱は今でもありますが。
発達障害児の習い事について、「合わない、向いてないと思ったらすぐにやめる」事を推奨されている専門家もいるようです。
ですが、私たちのお世話になっている心理士さんの考え方はこうです。
脳の成長期である、幼児期から小学校卒業までの間は得意、不得意に関わらず、様々な事を集中的に学習することで、苦手な部分を底上げし、得意分野を伸ばすことにつながっていく。→「ボトムアップ的支援」
小学校高学年や中学生以後は、将来に向けて得意な事を伸ばしていく「トップダウン的支援」
私は息子にスイミングが向いているとは思いません。
息子も「スイミング嫌」と言っていた時期もありました。
でも、上記の理由から、幼少期の今なら苦手な事でも、ある程度までは出来るようになるのではないかと思いました。
また、体育会系のコーチは、保育園や療育の先生などとは少し違い、「ストレスがどうこう」とか、「無理やりはダメ」などという考え方の人より、泣いている子供に対しても躊躇せず、強引気味に導いてくれるのも、スイミングのメリットだと感じました。
次に進級するには、3秒間、水面に顔をつけられないといけません。
息子にとっては、またしても難題です。
今日も帰り道に「スイミング楽しかった」という言葉が聞けました。
息子よ、嫌がっていた時、母はこのまま続けていいのか、とても迷ったよ。
でも、頑張ってよかったね。
苦手な事も、継続することで、少しずつ上達して、好きになれるという事を経験したね。
その経験は、あなたの一生の財産だよ。
軌道に乗ってきた栄養療法(4歳8か月)
12日ほど前から、栄養療法(オーソモレキュラー療法)を始める事にしました。
それにあたり、病院で血液検査をしてもらい、息子に不足している栄養素や炎症の状態、低血糖であること等を知ることができました。
くわえて、薬に頼らず子どもの 多動・学習障害をなくす方法 [ 藤川徳美 ]
を参考にし、ナイアシンやビタミンE、C等も追加で購入し、現在すべて手元に揃っています。
しかし、息子は初めて食べる物を極端に警戒するため、一部のサプリメントについては飲ませるのがとても困難でした。
ここ数日、ようやく、息子が飲める方法が見つかり、定着してきました。
一番の困難はB-50でした。
B-50はビタミンなのでとても苦いです。
カプセルで飲めればよいのですが、カプセルなんてとても飲めないので、中身を出して、チョコレートに混ぜてみたり、アイスクリームに混ぜてみたり、ココアに混ぜてみたりしてみましたが、苦みが消えず、ぺっぺっと吐き出してしまうのです。
そこで、せめて半分だけでもと思い、普段飲んでいる野菜ジュースに混ぜてみました。
すると不思議。野菜ジュースとは、とてもマッチするようで、不思議と苦みがほぼ消えるのです。
野菜ジュースはもともと味が濃く、味も何となく似ているからでしょうか。
ナイアシンアミドも苦く飲みにくいので、こちらは味がないナイアシンに変更。
これも野菜ジュースに混ぜています。
キレート鉄27も最初はチュアブルを食べていたのですが、ある時から拒否するようになり、現在は砕いて粉々にし、これも野菜ジュースに混ぜて飲ませています。
今のところ、気付いていません。むしろ、おいしそうにゴクゴク飲んでいます。
楽に飲める方法があって、よかった♪
朝は1杯の野菜ジュースにB-50、ナイアシン、鉄、を混ぜ、
夜は1杯の野菜ジュースにB-50、ナイアシン、ビタミンE、Cを混ぜ、
プロテインは夜だけしか飲めていませんが、プロテインでたんぱく質10グラム以上は摂れていると思います。
徳川先生が推薦される量にはまだ足りていませんが、最初はこれくらいで、少しずつ増やしていけたらいいなと思っています。
調味料は全て糖質オフの物に変えました。
食事はおかずから食べて、一番最後にご飯をいつもより少なめに。
おやつ類は保育園や療育では食べさせていますが、家ではあまり与えないように心がけてはいます…が、
お菓子を全く与えないのは、かわいそうすぎるので、下の低GIチョコレートを少し食べさせてから、好きなお菓子を少量与える事もあります。
困るのがABAの時と、ご褒美の時ですが、その時もこのチョコレートを与えています。
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お値段はやや高めですが、普通のチョコレートと味は全く変わらず、
プロテインバーなどは食べなかった息子もこのチョコレートは好き見たいです。
手作りプリンなども作ってみましたが…口に合わなかったみたいです(涙)
さすがに効果はまだ表れていませんが、長い目で見て、効果が出る事を期待しています。
私も同時にやっていますが、糖質制限は喉が渇きますね。
水分をすごく欲するようになりました。
成長のまとめ(4歳8か月)
新たな栄養療法を取り入れて、数日が経ちました。
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見ていただいたクリニックでは息子には出されなかったサプリでも、藤川先生がADHDに強くおススメされているナイアシンを追加購入したり、
飲みにくいサプリをどう工夫して飲ませるかなど、試行錯誤しましたが、ほぼ、やりかたが定まってきました。
さすがにまだ効果は実感できませんが、あとあと、成長がよくわかるように、現在のようすをまとめておきたいと思います。
【言葉】
確実に語彙が増えてきました。
1~2年前は一生懸命覚えさせた言葉「貸して」も上手に、そして自然にいえています。
今日は誰とネンネする?と聞くと、「パパとママと息子くんの三人でネンネする。」などの以前に比べると、長い言葉が話せるようになってきています。
「~を英語で言って」「スマホで調べて」「廊下の電気も消して」なども。これは定型文で覚えている感じかな。
しかし、言葉のいい間違いがとても多い。
「ここ」を「そこ」、「だっこして」を「だっこする」、「えほんを読んで」を「絵本を読む」「~しないで」を「~しない」悲しい時に悲しいと言えず「〇ちゃん、泣く」など、その都度正しく言い直させていますが、なかなか定着しません。
これは息子にとって、かなり長く続くであろう課題だと思います。
「今日はどこに行っていたの?」→「保育園いった」や「昨日は誰とレストランに行ったの?」「パパといった」など、こちらの質問にも適切に答えられる事も多くなりました。
間違えたり、わからないという事もまだまだありますが。
わざと違う事をいってふざけることがよくあります。
豚はひひーんと泣く、とか、髪の毛は赤など。
これには、反応せず(つまり無視して)消去し、正しく言っている時にオーバーに褒めるようにしていますが、現在の所、治りそうにありません。
【身辺自立】
靴も靴下も服も(ボタン付き以外)はひとりで履けるのですが、何せ、注意が反れてしまっていることが多いため、スムーズに服の着脱などを行えないことが多いです。
5秒以内に履くというル―ルにしてカウントダウンすると、カウントダウンされるのがイヤなのか、54321する?今自分で履く?と言うと、さっさと自分で着替えています。これがないと、他の事に気を取られて着替えることは出来ません。
トイレ自体は頻尿のコントロールは出来ているようですが…。
遊んでいない時=お風呂に入る前にトイレの前を通る、朝起きたときなどは「おしっこしたい」と言えるのですが、
遊んでいる時に「おしっこいきたい」と言えない。
放っておくと3時間でも4時間でもトイレに行かないので、さすがに体に悪いだろうと思い、トイレに連れて行くという感じです。
あと、自分が嫌な事を強いられている時、逃避目的で「おしっこ出る、ウンチ出る」と言い、その場から逃れようとします。無視すると本当にお漏らししてしまう事もあり、困っています。(が、慣れました)
【運動面】
素晴らしい成長を見せてくれています。
自粛期間中にばあちゃんが、鴨居につける家庭用ブランコを買ってくれたおかげで、恐る恐るしか乗れなかったブランコも、今は上手に乗れるようになりました。
そして、スイミングですが、一時は全く上達せず、辞めようかとも思いましたが、最近はとても上手になりました。
アームリングは付けていますが、1人で浮いて、足をバタバタさせて、水面を動いています。
スイミングでは滑り台が嫌いで、自分の順番が来ても、プールの隅でモジモジしていたのが、水に慣れたのか、今では自発的に自分から進んで滑れるようにもなりました。
まだ、一番下の級ですが、あともう少しで、進級できそうです。
何より息子自身がスイミングが楽しいよう。
以前は「スイミング嫌い」と言っていましたが、今ではスイミングの帰りには「スイミング楽しかった」と言ってきます。
【問題行動について】
息子は他害がありましたが、現在はほぼなくなりました。
根気よく、根気よく、本当に根気よく、叩かれるたびに、タイムアウトを繰り返しました。
タイムアウトをすると、上でも書いた逃避目的で「おしっこでる」と言い、本当にお漏らしをしてしまいます。
それでも、叩かれる度にタイムアウトしてきました。
息子と私の根比べです、「叩いたらタイムアウト」
その結果、現在では親を叩いてくることは、ほぼありませんし、家庭外でも叩く事はないようです。
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上記の本で奥田先生は他害は4歳までには治しておかないといけないとおっしゃっています。
4歳以降は身体も大きくなり、力も強くなるので、4歳以上になっても他害があると本人も周囲も本当に大変になるそうです。
「障がいが重くても他害のない子は嫌われない、
障がいが軽くても他害のある子は嫌われる。」
これは私と息子がお世話になっている心理士さん(ABAセラピスト)がおっしゃった言葉ですが、その通りです。
早めに対処して本当に良かったです。
【現在の困りごと】
とにかく注意が反れまくって集中できないのです。
机上でのABAの時間も、プリントなどに書いてあるイラストが気になったり、他のページが気になったり…。
セラピストさんは上手にされていますが、私がABAをするときはとても大変です。
どう工夫して息子が集中して課題に取り組めるか。
好子の工夫、課題の出し方、教え方、すべてに工夫が必要です。
【現在の勉強内容】
カードで、場所と職業のマッチング。(病院のカードと医者のカードなど)
10までの足し算。
ひらがなの読み書き。(読みはほぼできますが、拗音が難しいようです)
時計の読み方。
すごろくなど。
【その他】
お絵描きがとても大好きで、そこそこ上手です。
この頃は絵具で絵を書くのが本当に大好きなようで毎晩、リクエストされます。
色そのものが大好きで、赤・青などの普通の色では物足りなくなり、色と色を混ぜる事や、日本の伝統色なども覚えるようになりました。
私もいろいろな物を探し、与えました。
大人用の「日本の伝統色の本」とか「日本の伝統色の色鉛筆」など。
この辺は、こだわりにもつながる部分でもあるのですが、息子の楽しみのひとつとして、出来ることはしてやりたいと思っています。
食事についてはまた後日まとめたいと思います。