自閉スペクトラム症(ADHDあり)の息子との日々を記録します

息子は現在6歳、小一。ゆっくりではありますが、息子なりの成長を見せてくれます。大変な事も多いですが、楽しい事も沢山あり、毎日それなりに幸せに暮らしています

口の中の物を飲み込まない・遊び食べ・小食の息子の食事が順調に行き始めた

2歳8か月の自閉症スペクトラム(疑い)の息子は、最近、食事をうまく呑み込めないため、一回の食事にかかる時間が大変長く、とても困っていました。

(以前は普通に食べていましたが、4か月くらい前から急に飲み込まなくなりました)

 

好物の唐揚げだけは、パクパクと食べるのですが、それ以外は、食べ物を口の中に入れたまま、なかなか呑み込みません。

そもそも食欲があまりないようで、食事中も、立ち上がったり、お皿やコップで遊びだす始末…。結局、かなりの時間をかけ、ほとんど私が食べさせていました。

 

そんな感じなので、必然的に食事量は減り、ただでさえも成長曲線の下ギリギリのところにいる小柄の息子をとても心配していたのでした。

 

現在、(自閉症児のための明るい療育相談室)という本を読んでいるのですが、この本はこの本は一つの質問にお二人の専門家(奥田健次さんと 小林重雄さん)が答えるというスタイルとなっており、

 

「食事中、落ち着いて座って食べてくれません」

という質問に、おふたりの専門家ともに、

「食事中に席から離れたら、そこで片づけてしまう」と回答されているのです。

あと、 小林先生は間食はダメとも書かれていました。

 

また、別の質問の「偏食のためか食事時間がダラダラと長すぎます」という質問には、

「食べる量をお皿に五分目まで盛る方法をおすすめされており、これはお皿にあるものを間食するということを子供に経験させることが目的」との回答でした。

 

上記内容をまとめると、、

 

1.間食をやめる。

2.一回に盛り付ける量を減らす。

3.食事中に立ったら、そこで食事は終了。

 

このすごい専門家二人がおっしゃっているのなら、絶対効果があるはず!と、藁をもすがるつもりで、1から順番に試してみたと所、なんと!なんと!なんと!
ひとりで、椅子に座ってモグモグ完食するようになったのです。

(間食はごく少量を与えるようにしていました)

 

実際には、1、の「間食をやめる(控える)」と2.の「一回の盛り付ける量を減らす」だけで、ほぼ効果がありました。

 

あまりおやつは食べさせていないつもりでいたのですが、結果からみると、結構食べさせていたんだなと反省します。

 

食事中に私が横にいると、甘えが出てしまい、私に食べさせようとするので、私は対面するカウンターの奥で家事をしながら息子の食事は少し離れたところで見守るようにしています。

 

完食できそうになったら「ママきて~」と呼んでくれます。

最後のほうは手伝う事もありますが、これは本当にうれしい変化。

毎日の悩みでしたから。

 

そして、もうひとつ、とても素晴らしいアイテムがあります。

 


 

 こちらはお肉にまぶすだけで、お肉がとてもしっとりと柔らかくなり、咀嚼力が弱い幼児もお肉が食べやすくなるという魔法のようなアイテムです。

 

息子は豚肉は固いせいか、あまり食べなかったのですが、この粉をまぶしたらペロリと間食しました。

ただし、塩気がきついので量は加減しながら、最初は少な目のほうが良いかと思います。

酵素の力でお肉をやわらかくする」そうで、同様の成分が入っているからあげ粉もあり(お肉やわらか唐揚げ粉 )もあり、私は唐揚げの時にはこのタイプの物を使用しています。だから、息子は唐揚げだけはよく食べていたのではないかと思っています。