自閉スペクトラム症(ADHDあり)の息子との日々を記録します

息子は現在6歳、小一。ゆっくりではありますが、息子なりの成長を見せてくれます。大変な事も多いですが、楽しい事も沢山あり、毎日それなりに幸せに暮らしています

家庭療育を難しく考えない

2か月ほど前に、息子が自閉症スペクトラムなのではないかと思うようになりました。

(まだ確定診断は出てはいません)

 

この2か月の間、様々なブログなどを拝見させていただき、試行錯誤しながら、家庭療育に取り組んできました。

今通っている、月に2回の療育で練習した事を復習したり、ABAのマッチング・模倣などの課題を繰り返し取り組みます。

 

takaramono.hatenablog.jp

 100均で療育に使えそうなアイテムを手作りしたり、ネットで無料でダウンロードできるシール台紙や塗り絵を使ってみたり…

 

しかし、初心者の私は、それ以外に何をして良いのか分からず、家庭療育に行き詰るのです。

 

現在、読んでいる途中の本にこんな一文がありました。

 

””研究や実際のデータでも

「週に20時間以上、おとなと一対一で集中的に触れ合うと対話力や行動が改善することが明らかになっている」

自閉症感覚 かくれた能力を引きだす方法 [ テンプル・グランディン ])より””

 

「おとなと一対一で集中的に触れ合う」

そうか、ABAとか家庭療育とか難しく考えなくても、例えばブロックとか、粘土とか、積み木とかパズルとか、身の回りのおもちゃで集中的に一緒に遊ぶだけでも効果があるんだ。そう考えると少し気が楽になりました。

 

集中的に触れ合う事に慣れてきたら、その中でABAの要素を少しずつ入れていったらいけばいいんだなと。

 

この一週間に20時間ですが、計算すると一日平均約2.8時間。

仕事をしている母親にとっては難しい時間ではありますが、隙間時間を使ったり、休日の時間を使ったりすると、20時間は無理でも、それに近い時間には近づけそうです。

 

何をしていいのかわからないときは、内容にこだわらず、できるだけ多くの時間を積極的に息子と向き合うことに決めました。

 

あまり固く考えすぎず、これくらいのゆるさを持ちながら、これから長く続くであろう家庭療育に取り組んでいけたらいいな思いました。