自閉スペクトラム症(ADHDあり)の息子との日々を記録します

息子は現在6歳、小一。ゆっくりではありますが、息子なりの成長を見せてくれます。大変な事も多いですが、楽しい事も沢山あり、毎日それなりに幸せに暮らしています

息子は感覚統合がうまくいっていないと思う(3歳0か月)

息子は下記のような行動があります。

 

・意味なく飛び跳ねる

・よく寝転ぶ

・ABAの時など座っている時に姿勢が崩れがち

・顔をブルブルと振る

 ・靴下・帽子を嫌がる

 

上記の行動から、息子は感覚統合が上手く行っていないのでは?と考えるようになりました。

 

感覚統合とは

 

1.感覚統合は、私たちと環境(外界)をつなぐシステム

視覚、聴覚、味覚、触覚、臭覚の他、これ以外にも体の動きを感じる前庭覚、筋肉の状態を感じる固有受容覚などの感覚と脳をつなぐシステム、脳と体の動きを統合する役割

 

2.感覚統合は、感覚と感情をつなぐ重要な機能

2つ目の感覚統合の重要な働きは感覚と感情をつなぐ機能。

例えば、私たちは触覚、味覚、嗅覚、前庭覚などによって肌触りのよい毛布、おいしいお菓子、美しい音楽などと言った情報を感じ取り、その情報が脳に「気持ちいい」という感情を生み出します。このように感覚統合は感覚からの情報から感情を生じさせるとても大切な働きをします。

 

感覚統合がうまくいっていないと、情緒面、対人面、学習面、言語面などさまざまな問題が起こってくるそうです。

 

↓こちらのページで詳しく説明されています。

www.nara-pho.jp

 「感覚統合療法」を取り入れている療育施設があれば一番良かったのですが、残念ながら家の近くにはなかったので、家庭で出来ることはないかと調べてみました。

 

 

 


 

 

難しい理論はさておき、簡単な感覚統合の説明と家庭で実践できる事が沢山紹介されていてとてもわかりやすい本でした。

 

特別な何かではなく、普通の日常生活の中で出来ることばかりです。

 

他の本なども読みましたが、難しい動きなどが紹介されていることが多く、まだ3歳になりたての息子には難しいように感じましたが、生活の中で遊びがメインで幼児にも出来ることが殆どでした。

 

この本でも言われていましたが、「料理」というのが感覚統合にとても良いようです。

 

野菜を手でちぎる、包丁で切る、卵を割る、食材を手でこねる、米を研ぐなど、調理器具を使うなど、感覚統合を促す要素が多いそうで私もさっそく初めてみました。

 

みかんの皮をむくというのもとても良いそうです。

 

まだ3歳になったばかりなので、料理という観点で言えば、出来ることはまだ少ないですが、一緒に野菜を切ったり、切った野菜をボールに入れたり、お米を研いだり、息子も初めての事で楽しそうです。

 

近々、クッキーづくりもしてみたいと思っています。

こねたり、型を取ったり、楽しみながら実践できそうです。

 

話は変わりますが、最近、毎日親が行うDTT(机スタイル)でのABAセラピーの時間を減らしました。

今までは40分×朝夕2回の80分でしたが、現在は60分×朝1回のみ行っています。

 

息子は自閉症スペクトラムの他にもADHDもありそうなのですが(診断はまだです)

どうもDTTに飽きているようなのです。

もともと気が散りやすい息子ですが、朝晩2回、同じような事をやっていているのだから、飽きるのも当然と言えば当然ですが。

 

だから、DTT(机スタイル)は朝の1回だけにして、夕方は主に感覚統合を促すための時間にしたいと思っています。

 

 

 

 

 

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