じいじ・ばあばも息子の成長を喜んでくれました(3歳3か月)
車で2時間くらい離れた場所に住む夫側のじいじ・ばあば(私からすると義両親)が遊びに来ました。
3か月ぶりくらいの再会です。
義両親には息子の障害の事について全てを話しており、とても心配されています。
明らかに言葉が遅れていた1歳代。
言葉は出始めたものの、目が合わない、他人への興味・関心が低かった2歳代。
じいじ・ばあばが遊びに来ても、ほとんど興味を示さず、「いつになったら、自分たちのことを覚えてくれるのかな」と寂しそうにされていました。
だから今回は1週間ほど前から、写真カードを使って息子に「じいじ・ばあば」を覚えさせていました。
しかし、いまいちピンとこないのか、じいじの写真カードを見てばあばと言ったり、「なあに?(誰?のこと)」と聞いて来たり、いまいち覚えが悪く、やっぱりそこまで頻繁に顔を合わせている人じゃないから難しいのかなと思ったりもしていたのですが…
息子はしっかり覚えていました!
実物のじいじ・ばあばを見たらピンと来たようで、「じいじにどうぞして」というと、ばあばと迷う場面なども少しありましたが、ほぼ正確にどうぞと手渡すことが出来ました。
その他にも、息子が私に本などに載っている虫を「ママ、てんとう虫だよ」と見せに来た時には、「ばあばにも、見せてきて」というと、「ばあば、てんとう虫だよ」と見せに行ったりと沢山の言葉のやり取りをすることが出来ました。
ABCの歌を歌ったり、ひらがなパズルを上手に並べたりと、得意な事も披露できました。
じいじ・ばあばは、息子のこれらの成長がとても嬉しかったそうで、とても喜んでくれました。
両親の喜ぶ様子を見て、夫もとても嬉しそう。
そういえば以前、私の母(以降ばあちゃん)に、
「息子くんはパパ・ママに対しては笑っているけど、私(ばあちゃん)に対しては無表情の事が多い」と言われたことがありました。
そう言われたらそうなのかなと思っていたのですが、つい先日、ばあちゃんが泊りがけで我が家に遊びに来ていた時、ばあちゃんの膝の上に乗ったり、一緒にお風呂に入ったりと、今までにないような懐き方をしていました。
ばあちゃんに対しても、しっかりと笑顔を見せていました。
そうです!
息子はパパ・ママ以外の人にも興味・関心が持てるようになってきたのです。
コミュニケーションのスキルはABAの効果そのものですが、パパ・ママ以外の人たちにも興味・関心を持てるようになったのは、息子自身の心の成長。
なんだか、息子が友達と遊ぶ姿が見られる日もそう遠くない気がしてきました。
息子を育児していく中で、心配事、凹む事、悩む事、このまま鬱病にでもなってしまうのではないかと思う事など、実に色々とあるのですが、こうして見せてくれる息子の成長が私の心の励みにもなっています。