自閉スペクトラム症(ADHDあり)の息子との日々を記録します

息子は現在6歳、小一。ゆっくりではありますが、息子なりの成長を見せてくれます。大変な事も多いですが、楽しい事も沢山あり、毎日それなりに幸せに暮らしています

タイムアウト開始から1か月経過。息子の攻撃行動その後(3歳5か月)

親、先生などを頻繁に叩く癖があった息子。

厳しめのタイムアウトにより、叩いてくる数が激減したことは下記の記事にしました。

 

takaramono.hatenablog.jp

 

タイムアウト開始から約1か月経った現在の様子を記事にしたいと思います。

 

まず、叩く回数は激減している状態を維持しています。

 

・顔を叩いてくることは、ほぼなくなった

・特に癇癪時などは衝動を抑えられず、私のお尻や足などを控えめに叩いてくることはまだある。

 

なかなか完全にゼロにはなりませんが、内容が大きく変化しました。

 

例えば、息子の要求に「NO」と言っても、

息子に「シー!」とおしゃべりを止めるように促しても、叩いてくることは全くありません。(以前は叩いてきました)

手をバタバタさせて、イライラを解消したり、「うっ」という低い声と共に、イライラする気持ちを抑えている様子も見られます。

 

息子は、タイムアウトにより、

自分の気持ちをコントロールする方法を身に付けたような気がします。

 

その他にも、

 

・おもちゃを上手く操作できない

・見ているテレビを消された

・遊んでいるのに、終了させられた

 

など、今までだったら癇癪やパニックになっていた場面でも、苛立つ気持ちをぐっと堪えている様子が伺えます。

 

これは本当に大きな進歩。

 

「息子くんは衝動性がかなり強い、だから叩くのを止めるのは難しいかもしれない」とおっしゃっていた、ABAセラピストでもある心理士の先生も大変驚かれていました。

 

発達障害の子供は、感情のコントロールが苦手な子供が多いと聞います。

正しく、息子もそれに当てはまると思います。

でも、これから社会生活を送る中で、自分の感情を抑えないといけない場面は山のようにあります。

 

息子の攻撃行動には随分と頭を悩ませましたが、こうして早い時期に、感情をコントロールする訓練をさせる良いきっかけとなり、逆に良かったのではないかとさえ思います。

 

他害、タイムアウトについてはこの本が本当に役立ちました。

何かと虐待、虐待と言われる昨今。

このような内容の本はとても貴重です。

この本の存在に本当に救われました。

 


 

 

 

 

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