タイムアウト開始から1か月経過。息子の攻撃行動その後(3歳5か月)
親、先生などを頻繁に叩く癖があった息子。
厳しめのタイムアウトにより、叩いてくる数が激減したことは下記の記事にしました。
タイムアウト開始から約1か月経った現在の様子を記事にしたいと思います。
まず、叩く回数は激減している状態を維持しています。
・顔を叩いてくることは、ほぼなくなった
・特に癇癪時などは衝動を抑えられず、私のお尻や足などを控えめに叩いてくることはまだある。
なかなか完全にゼロにはなりませんが、内容が大きく変化しました。
例えば、息子の要求に「NO」と言っても、
息子に「シー!」とおしゃべりを止めるように促しても、叩いてくることは全くありません。(以前は叩いてきました)
手をバタバタさせて、イライラを解消したり、「うっ」という低い声と共に、イライラする気持ちを抑えている様子も見られます。
息子は、タイムアウトにより、
自分の気持ちをコントロールする方法を身に付けたような気がします。
その他にも、
・おもちゃを上手く操作できない
・見ているテレビを消された
・遊んでいるのに、終了させられた
など、今までだったら癇癪やパニックになっていた場面でも、苛立つ気持ちをぐっと堪えている様子が伺えます。
これは本当に大きな進歩。
「息子くんは衝動性がかなり強い、だから叩くのを止めるのは難しいかもしれない」とおっしゃっていた、ABAセラピストでもある心理士の先生も大変驚かれていました。
発達障害の子供は、感情のコントロールが苦手な子供が多いと聞います。
正しく、息子もそれに当てはまると思います。
でも、これから社会生活を送る中で、自分の感情を抑えないといけない場面は山のようにあります。
息子の攻撃行動には随分と頭を悩ませましたが、こうして早い時期に、感情をコントロールする訓練をさせる良いきっかけとなり、逆に良かったのではないかとさえ思います。
他害、タイムアウトについてはこの本が本当に役立ちました。
何かと虐待、虐待と言われる昨今。
このような内容の本はとても貴重です。
この本の存在に本当に救われました。
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