自閉スペクトラム症(ADHDあり)の息子との日々を記録します

息子は現在6歳、小一。ゆっくりではありますが、息子なりの成長を見せてくれます。大変な事も多いですが、楽しい事も沢山あり、毎日それなりに幸せに暮らしています

タイムアウト開始から2か月経過、息子の攻撃行動その後②(3歳6か月)

タイムアウト開始から2か月が経過しました。

 

takaramono.hatenablog.jp

攻撃行動がゼロになったと書けたら良いのですが、そうは簡単にいきませんでした。

それどころか、この頃は悪知恵を付けてしまいました。

 

まず、以前に比べると、自宅では人を叩く事は随分減りました。

何か行動を制限した時など、(遊んでいる時にトイレに連れて行くなど)時々軽く手をはたいてくることはありますが、以前のように顔を堂々と叩いてくることはほぼありません。

その代わりに机や床、壁などを叩き、イライラを物にぶつけるようになりました。

心理士の先生は、息子が物を叩いている様子を見られて、そんなに強く叩いている訳ではないし、この程度の強さで物を叩くのは良いのでは?と仰ったので、一時的に(強くでなければ)物を叩くのはOKにしたこともあるのですが、結果的に人も物を叩く頻度が増したので、やはり物であっても叩くのはダメという事に決めました。

 

そして同時に、例えば拳で太ももを叩くなど、自分の体を叩く様子も見られるようになりましたが、自分の体は頭以外はOKという事に決めました。

 

つまり、

・人と物は弱い力でもダメ

・自分を叩くのは頭以外ならOK

 

というルールに基づいて現在もタイムアウトを行っています。

人を叩いてくることは少ないのですが、どうしても物を叩いてしまう事があり、今でも一日に1~2回くらいはタイムアウトする日が多いです。

強く叩いている訳ではないので、息子の中では叩きたい気持ちを抑えてはいるのでしょうが、全てを抑えきれないようです。

 

そしてタイムアウトする場所も変わりました。

以前はベビーゲートの奥に閉じ込めていたのですが、その場所に慣れてきてしまいタイムアウトの効果が少なくなってきたため、現在は真っ暗な納戸に閉じ込めています。

が、こちらも少し慣れてきている様な気がします。

 

自宅では人を叩きたい衝動を抑えている息子ですが、タイムアウトされないと分かっている出先では親も結構叩いてくるのです。

ここではタイムアウトされないと悪知恵を付けたようです。

 

一度は車の中に閉じ込め、タイムアウトを行ったこともありますが、何度か繰り返すうちに、さほど効果がなくなってしましました。

※私は車から降りて、車の後ろから息子の様子を見ています。

 

そして、今日。

週に2回お願いしている集団の療育先で「1か月くらい前から友達に手が出ている」という連絡が入りました。

タイムアウトされないと分かっている外出先でよく叩いてくるようになった時期と重なるので、恐らく親がいない療育先では、タイムアウトされないと悪知恵を付け、友達を叩いているのではないかと思われます。

 

はぁ、、、、どうしたものか、、、。

 

療育先でもソフトな内容のタイムアウトもされたそうですが、あまり効果がなかったそうです。

それもそのはず。自宅では真っ暗な納戸に閉じ込めているのですから…

少々の場所に閉じ込めた程度では堪えないのも当然です。

 

今後、どうするかしばらく考えようと思います。

 

ほんとに悩みが尽きない。

こちらを潰すと、あちらが顔を出す、あちらを潰すと、今度はこちらが顔を出す。

まるでモグラ叩きの様。

いつか終わる日が来るのか、、、、