自閉スペクトラム症(ADHDあり)の息子との日々を記録します

息子は現在6歳、小一。ゆっくりではありますが、息子なりの成長を見せてくれます。大変な事も多いですが、楽しい事も沢山あり、毎日それなりに幸せに暮らしています

二語分がやっと出た!ABAセラピー先生の二語分引き出し方法

2歳8か月の自閉症スペクトラム(疑い)の息子にやっと二語分が出ました。

 

約1か月前から始めたプロのセラピストによるABAホームセラピーのおかげだと思っています。

二語分が出る前の息子の単語数は200~300程度。

 

息子は、先生おっしゃるに、発達しょうがい児には珍しい「聴覚優位タイプ」らしいです。

そのためか、発語は1歳8か月頃と遅めではありましたが、言葉が出だしてからは、あっという間にかなりの単語を覚えていきました。

  

ABAの先生の二語分の引き出し方は下記の通りでした。

二語分を引き出したいと思われているお方の参考になれば・・・と思い、ご紹介させていただきます。

 

ABAでは「好子」と呼ばれるご褒美のようなものを使うのですが、息子の好子は「ベビースターラーメン」でした。

 

1.先生はまずベビースターラーメンを息子に「ラーメン」と呼ばせるように決められました。

2.好子を与える前に必ず「ラーメン」若しくは「ちょうだい」と約半々に言わせる。

(ちょうだいは以前から言えていました)

3.↑この2を繰り返し、しっかり言えるようになった頃を見計らって、息子が「ラーメン」と言った時に、先生が小さい声で「ラーメン、ちょうだい?」と促す

4.息子は徐々に「ラーメン」と「ちょうだい」が繋がり「ラーメンちょうだい」となる。

 

そのほかにも「だっこして」とか「シールちょうだい」など、ほぼ同時に言えるようになってきました。

 

次は「ママ、シールちょうだい」と三語分を促していきましょうと先生。

 

ほんと、さすがです!

 

以前に、息子は「ママ」を「ママはーい」と覚えてしまい、その後「ママ来て」にシフトしたことを記事に書いたかと思いますが、今では、ちゃんと「ママ」だけ上手に言えるようになりました。

 

takaramono.hatenablog.jp

最近、息子は毎日「ママ~」「ママ~」と呼んでくれます。

いつ「ママ」って呼んでくれるんだろうと、長らく待っていた言葉だけに、本当にうれしいです。